2006年9月19日火曜日

東京で債務整理の弁護士相談が無料化

東京は弁護士さんの人数が多いこともあって、弁護士会が3つあります。
3つの弁護士会は別に反目しあっているということはなく、さまざまな活動を協力し合って行っています。

その3つの弁護士会が共同で設けている、借金整理のための相談窓口が、

法律相談センター

です。

私は首都圏在住の方には、最初の相談先としてこの「法律相談センター」をお勧めしています。(東京都民でなくても相談できます)
最近はネットなどで広告をして、直接債務者を集める法律事務所も増えていますが、その中には実務はすべて事務員任せで、弁護士は挨拶程度にしか出てこない、という事務所もあります。
その点、この「法律相談センター」に行けば、間違いなく弁護士が30分間は一対一で相談に乗ってくれます。時間延長も可能です。

私も6年前、「ふくらんでしまった自分の借金を何とかしたい」という思いでこの法律相談センターの四谷センターに相談に行きました。
そしてたまたま相談担当になった弁護士さんにそのまま任意整理を委任しました。
それで一気に気持ちも借金の負担も軽くなり、無理をしなくても、順調に借金を無くすことができたことは、サイトの返済日記に書いてあるとおりです。

私が相談に行った当時は、相談料が30分5,250円(税込)でした。
当時は上記のような立派なWebサイトもまだなくて、タウンページで偶然見つけたように記憶しています。
当時の私はほとんど収入もなく、まともな食事もできないほどでしたから、相談料と四谷センターまでの交通費の6千円弱の出費はたいへんな痛手でした。
それでも、相談に行ったことで事態は一気に好転しましたし、長い目で見れば決して損にはなっていない出費ですが、借金を抱えて貧窮していた時に5千円払うのは、余りにも痛い出費であることも事実です。

1~2年前だったと思いますが、この「法律相談センター」の相談料が30分2,100円に引き下げられました。
まだ「弁護士の法律相談は30分5千円」というのが「相場」でしたから、2,100円に値下げしたことは随分画期的だな、と思いました。

相談料が5千円の時代には、相談を受ける弁護士にも日当が支払われていたそうですが、2千円に下がった時点で、相談料は全額センターの維持費に当てられ、弁護士への支払いはゼロになったそうです。
もちろん、私のようにそのまま債務整理を委任すれば、相応の費用は支払いますが、相談にきた人が全員その弁護士に債務整理を委任するとは限らないので、その場合は無報酬ということになります。
債務整理をする弁護士を、「金儲けのためだ」と非難する人も結構多いのですが、儲けになるかどうかもわからないのに、日々無償で債務者の相談に乗ってくれる弁護士もいることは知って欲しいと思います。

その「法律相談センター」が、9月から相談料を無料にしたそうです。
センターの維持費も弁護士会の持ち出しにした、ということですから、とても素晴らしい決断だと思います。
無料になったのですから、首都圏の方には、最初の債務整理の相談先として、今まで以上に強くおすすめします。

自治体などが主催する「無料法律相談」もありますが、この場合は必ずしも債務整理に詳しい弁護士が相談に乗ってくれるとはかぎりません。
その点、この「法律相談センター」の弁護士は日ごろから債務整理を扱い、多くの債務者の相談を受けてきた弁護士です。

他の弁護士会・司法書士会もこの動きに追随して、債務整理の相談料無料化をぜひ考えて欲しいと思います。
5千円でも、多重債務者にとっては大きな大きな出費です。タダでも敷居が高く感じる「専門家への相談」が、「相談料」という出費によって、より大きな敷居になっていることもあるのです。