フェラーリが2台揃って最後列スタートというのは、私が15年以上F1を見てきた中でもちょっと記憶にありません。しかも抜き所がほとんどないモナコのレースです。
だからこそ、シューマッハはあくまでもポールポジションに固執し、その結果最後尾に回されてしまうことになりました。
結果を言えば、そこまで頑張り過ぎなくても(ズルをしなくても)、普通に2列目グリッドぐらいまでを確保していれば十分優勝を狙えましたし、レースとしての面白さもアップしていたはずなので、本当に残念です。
優勝はまたもやアロンソくん。ライバルが次々と勝手に脱落して行ってくれるという運にも恵まれ、とても楽な勝ち方をすることができました。
F1を見ていると、「運」は強い者に味方するんだなぁ、とつくづく感じます。
一昨年までのフェラーリとシューマッハも、レースの中のすべての「運」を独り占めしている感がありましたが、去年・今年のアロンソくんも、全身を幸運で包まれ、付け入る隙がない、という感じがします。正に「運も実力のうち」なんだろうな、と思います。
反対に、ずっと「運」に見放され続けているのが、マクラーレンの"キミちゃん"ことキミ・ライコネンです。彼は「勝てる」と思ったレースを、マシントラブルで何回落としているのかわからないくらい落としまくっています。
今シーズンはちょっと出遅れた感のあったマクラーレンチームでしたが、今日はルノーに匹敵する速さを見せ、スタート時の燃料搭載量もいつもより軽めで"攻め"てきました。
「これは、キミちゃんが来るか
いつの日か、キミちゃんにも"幸運の女神さま"が振り向いてくれることを願いたいと思います。
次はイギリス・シルバーストーン。
フェラーリにもマクラーレンにもがんばってもらって、今度こそルノーを表彰台から弾き出してもらいたいものです。


