2008年05月13日

かわいいねっ

先週末から真冬のような寒さに逆戻りしてしまって、少し気が重かったのですが、今日、ちょっとだけ良いことがありました。

仕事へ行こうと道を歩いていると、お母さんと手をつないで犬の散歩をしている4〜5歳くらいの男の子が向こうから歩いてきました。
犬が電柱で縄張りチェックをするために立ち止まったので、その親子も立ち止まったのですが、男の子が歩いて近付く私をじーっと見つめているのです。
周囲を見回してみましたが、私以外には人影もないし、ただの住宅街で珍しい建物もありません。
やっぱり、私を見ているのかしら・・・と、思いながら、だんだん近づいて行くと、その男の子がすれ違いざまに私に向って、

「かわいいねっハートたち(複数ハート)

と、言うのです。

思わず立ち止まって、「え?」と言うと、もう一度「かわいいねっハートたち(複数ハート)」と言ってくれました。

こんな小さな男の子が、道ですれ違う女性に「かわいいね」などと声をかけるテクニックを一体どこで習得したのかは知りませんが、とにかく小さな子でも男性に「かわいいね」と言われたのですから、悪い気はしません。

こんなこと言われたのは、何年ぶりかなぁ・・・
憂鬱な空模様でしたが、職場に向かう足取りが軽くなったのは言うまでもありません。
ニックネーム 借金女王 at 18:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日常雑記

2008年05月06日

スーパーアグリチームがF1から撤退

今シーズンはF1の記事をまだ一度も書いていませんでしたが、今年も毎レース生放送で観戦しています。
開幕から4戦が終わり、今シーズンは例年になく各チームの実力差が拮抗している感じで、目の離せない展開になっています。

そんな中、開幕当初から話題になっていたのが、スーパーアグリチームの資金難。
開幕前のテストにも参加できず、予備のパーツも用意できず、ほとんどぶっつけ本番、部品が壊れたらお終い、という中で今シーズンのレースを戦っていました。
先日のスペインGP前に、ほとんど決まりかけていた大型スポンサー契約がご破算になり、HONDAにも資金援助をお願いしていたようですが、とうとう立ち行かなくなってしまったようです。
今日、チームから正式に撤退が発表されました。

とにかく、F1のレースに参戦するには莫大なお金がかかります。
このため、近年、個人がオーナーになって、スポンサーを集めてチームを運営していくタイプの「プライベートチーム」はほとんどなくなってしまいました。名物オーナーが運営する老舗プライベーターも次々とチームを自動車メーカーに売却しています。今のF1は、ほとんどのチームが自動車メーカー名を冠したチーム名になっていて、個人名が入っているチームはもうほとんどありません。
その数少ない個人名を冠したチームが「スーパーアグリ」でしたが、資金難には勝てませんでした。
「オーナーもドライバーも車も日本製」を売りにしていたチームですから、日本企業がスポンサーについてくれることを期待していたのですが、結局大型スポンサーになってくれる企業はなかったようです。
少し(数千万円)ぐらいなら出してもいいよ、という企業はあったのかもしれません。
でも、F1チームの年間運営費は数百億円とも言われていますので、単位が違います。

元F1ドライバーの鈴木亜久里さんが、お金がかかることは十分承知の上でスーパーアグリというF1チームを立ち上げたのは、単にご自身の夢だったから、ということだけではありませんでした。
亜久里さんは以前からARTAプロジェクトといういわば「レースドライバー養成プロジェクト」のようなものも続けていました。
レーシングカートに出ているような子供のうちからサポートし、国内の色々なカテゴリーのレースに参戦して、養成しているドライバーにシートを与えながら育てて行く、というものです。
国内ではトップカテゴリーの「フォーミュラニッポン」をはじめ、様々なカテゴリーに「ARTAチーム」は参戦しています。
「そんなARTAのドライバーたちが最頂点にたどりついた時に座れるシートを用意してあげたい」
亜久里さんは、「スーパーアグリ」を立ち上げる時にそんな話をテレビでしていた記憶があります。
それを考えると、スーパーアグリチームがなくなってしまうのは、本当に残念です。

今のF1にはトヨタとホンダという日本の2大メーカーが参戦しています。ルノーチームにも日産の技術やスタッフが入っています。
でも、企業としての参戦である以上、その目的はスーパーアグリのような「夢」とか「ドライバーの目標点」ではなく、やはり「広告効果」です。
企業が莫大なお金をかけてF1に参戦するのは、そのカッコ良さや速さや信頼性(技術力)をアピールして、自社の車をたくさん売るためです。
もちろんメーカーチームのスタッフにも、「とにかくレースが好き」という人もたくさんいます。
でも、理屈や企業の思惑抜きで純粋に「レースが好き!レースをやりたい!」という人たちが集まってできたプライベートチームとは根本的に異なります。
私は自分が買う車を吟味するためにF1を見ているわけではなく、純粋に「モータースポーツ」として、コース上で速さを競う姿を楽しんでいます。
メーカーの品評会的なレースより、いわゆる「レース屋さん」と言われる人たちのプライドと意地のぶつかりあいのようなレースが見たいです。
私は日本人ドライバーや日本のメーカーのチームだから応援する、というようなことはしません。
日本のチームだからではなく、「プライベートチーム」であるスーパーアグリチームがF1から消えてしまうことが、F1ファンとして悲しいです。
ニックネーム 借金女王 at 19:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-F1