2006年01月24日

NFL カンファレンスチャンピオンシップ

ついに、スーパーボウルに出場する2チームが決定しました。
両チームとも、開幕前から、ある程度の結果は残すと予想されていたチームではありましたが、この組み合わせでのスーパーボウルを予想した人はほとんどいなかったのではないでしょうか。

AFCのチャンピオンになったのは、ピッツバーグ・スティーラーズ。史上初の第6シード(フレイオフ出場チームでは最下位)からのスーパーボウル出場となりました。
今日のスティーラーズは、とにかく作戦勝ち、読み勝ちだったように思います。QBのベンくんやレシーバー陣が絶好調だったことも幸いしましたが、とにかくファーストターゲットのレシーバーに小気味良くパスがヒットしてしたように思います。
裏を返せば、相手のデンバーのディフェンスのプレイコールがはずれまくっていたということです。デンバーが誇るバックスのベイリー&リンチがほとんど目立たなかったのが、残念でした。
スティーラーズはディフェンスも相変わらずプレッシャーかけまくりでした。私のお気に入りポラ丸くんは、かなりマークされていて、前回のコルツ戦ほどは目立ちませんでしたが、いつものスティーラーズらしいディフェンスをしていたと思います。

NFCのチャンピオンはシアトル・シーホークス。こちらは第一シードのチームが順当にスーパーボウルに到達しました。
スティーラーズと同様、シーホークスも、よくパンサーズディフェンスを研究して、作戦で勝ったように思います。
パンサーズはワイルドカードプレイオフでは、NYジャイアンツのQBイーライくんにガンカンプレッシャーをかけ、あと一歩でリーディングラッシャーになっていた、RBティキ・バーバーのランを完全に封じたので、結構期待していたのですが、QBへのプレッシャーがほとんどかけられませんでした。
MVPのRBアレキサンダーくんのランは、そこそこ止めていたように思うのですが、アレキサンダーくん対策ばっかりやって、パス対策は十分でなかったのかなぁ、と思います。
さらに残念だったのが、パンサーズのオフェンスです。QBのデロームくんは「これで勝てばスーパーボウル」という思いが強すぎたのか、相当シビれていたようです。
シーホークスのディフェンスも良かったですが、それ以上にデロームくんの出来が最低でした。
「今のパスは誰に投げたの?」とテレビに向かって、何度もツッコミを入れてしまいました。
シーホークスには、これといったスーパースタークラスの選手はいないのですが、オフェンスもディフェンスも、バランスが良くて、派手さはないけれど、ソツなく勝ってきたチームです。NBAで言えば、デトロイト・ピストンズなんですが、そんなこと言われてもわからない人の方が多いですね。

で、ちょっと無理やりですがたらーっ(汗)、そのデトロイトで今年のスーパーボウルは行われます。
どちらも派手さより、手堅いプレイが多いチームなので、やはり勝敗を分けるのは、作戦だと思います。いかに相手のプレイコールを読み切るか、だと思います。

スティーラーズが心配な点はモチベーションと体調管理です。
第6シードのスティーラーズは、この8週間、毎週「負けたらそこでおしまい」という試合を続けてきました。本人たちもその試合、その試合に集中して、スーパーボウルに出るところまでは、なかなか考えられなかったと思います。
しかし、スーパーポウル出場権を手にし、やっとホッとできたはずですし、2ヶ月間振りに1週お休みになります。
この、1週のお休みが、体力を蓄え、気合を盛り上げる方向にうまく使えれば、スティーラーズが圧勝してしまう可能性もあると思うのですが、逆に安心し過ぎて気が抜けてしまうと、コンディションが戻り切る前に、スーパーボウルが終わってしまった、なんてことになりかねないように思います。

シアトルの心配な点は、プレイオフをホームフィールドで勝ち上がってきたので、初めてホームを離れる試合がスーパーボウルだということです。
シアトルのファンのパワーは今日の試合でも、物凄いものがありました。
もちろん、デトロイトにも大勢シアトルファンが駆けつけるとは思いますが、デトロイトは長年スティーラーズで活躍し、今期限りで引退を表明しているRBベティスくんの故郷ということもあり、シーホークスにとっては、アウェイのような試合になるように思います。
スティーラーズは第6シードとはいえ、去年もチャンピオンシップまで進んでいるので、プレイオフ経験の豊富な選手も多いですし、今年は全部アウェイゲームでプレイオフを勝っててきた勢いがある一方、シーホークスはスーパーボウル初出場で、プレイオフでも去年までは全然勝てなかったチームです。
スーパーボウルという大舞台の雰囲気にいかに飲み込まれずに、普段のプレイができるかだと思います。

そういう意味では、やっぱりスティーラーズに少し分があるかなぁ・・・
とにかく、待ち遠しいスーパーボウルです。
ニックネーム 借金女王 at 00:35 | Comment(3) | TrackBack(2) | スポーツ観戦-NFL/アメフト
この記事へのコメント
スーパーボウルは、ホームフィールドアドバンテージがないので、シーホークスにはきついですよね。そもそもピッツバーグとデトロイトは(アメリカ的には)目と鼻の先ですし、ともに製造業の街ということで、デトロイト住人は間違いなくスティーラーズ贔屓でしょうね。
あ、あとやっぱりベティスが地元のスーパーボウルで引退ということで、勝たせて引退させたいというファン心理が働くでしょうから、その意味でもスティーラーズが事実上ホームなんじゃないかと思います。

私は、スティーラーズが負けるとしたら、HCのビル・カウワーが妙なことをやって負けるんじゃないかと思います。ビッグベンはちょっと精神的にもろいところがあるので、イケイケの作戦の方が合うと思うんですが、カウワーは策におぼれるところがあるので。。対するシーホークスは、やっぱりプレイオフ経験の少なさが問題でしょうね。昨シーズンはホームの試合でラムズに負けたぐらいですから。。
Posted by 麒麟 at 2006年01月24日 00:50
私は好きですよ、スティーラーズのスペシャルプレイ(^_^;)
ランドルエルのタッチダウンパスとか、
ロスリスバーガーのパントキックとか、
テレビの前で、拍手しながら見ています。
バスのパスもありましたよね、失敗したけど・・・
アメフトって楽しいなぁ、と素直に喜んでます。
コルツ戦、ブロンコス戦では見られませんでしたが、
スーパーボウルで出してくれたら、逆にカウワーを尊敬します。
Posted by 借金女王 at 2006年01月24日 23:41
私もスペシャルプレイ自体は好きなんですが、カウワーの場合、タイミングをはずしていることが多い気が。。。
でも、ワイルドカードプレイオフのときのスペシャルプレイは素直に感動しましたし、これでスティーラーズがコルツ戦に勝つかも、と思いました。
Posted by 麒麟 at 2006年01月25日 00:56
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Excerpt: 今日1月22日はNFLのAFC、NFC両カンファレンスの決勝戦の日。一週間前の地区プレイオフで勝利したチームが戦い、ここで勝利したチームが2週間後の2月5日に行われるスーパーボウルに各カンファレンス代
Weblog: 静止状態における思考記録
Tracked: 2006.01.24 00:52

(動画あり)スーパーボウルは、「Seattle Seahawks」vs「Pittsburgh Steelers」
Excerpt: 米国時間1月22日、NFLプレーオフは、ナショナル(NFC)ではシアトル・シーフォークスが、アメリカン(AFC)ではピッツバーグ・スティーラーズがそれぞれ決勝で勝ち残り、デトロイトで開催の王者を決める
Weblog: One And Only
Tracked: 2006.01.24 13:35