2004年11月23日

NFLを見よう!(旧blogより転載)

 先月の半ば過ぎに、風邪をひいてしまいました。寝込むほどではないのですが、鼻水と、咳と声枯れが続き、夜になると微熱が出る、という症状がずっと長引いています。先週あたりから、熱は出なくなりましたが、鼻と喉はまだ治っていません。
 パソコン教室のインストラクターである以上、喋らないと仕事にならないので、毎日のど飴を一袋消費しながら、なんとかこなしています。
 今年の風邪は一度ひいてしまうと長引くようです。私の風邪ももう1ヶ月近くになります。こんなに治らない風邪をひいたのは、高校生の時以来です。みなさんも気をつけて下さいね。
 更新が滞ってしまったのは、もちろん風邪のせいもあるのですが、健康でも、10月になると私がPCの前にいる時間は激減してしまうのが理由です。PCの前にいるよりも、テレビの前にいる時間の方が、断然増えてしまうのです。
 10月はF1が最終戦を迎えますが、9月からはNFLが始まっています。11月に入ればNBAも開幕するので、観戦に忙しいのです。

 F1とNBAの魅力は、以前に書いたことがあるので、今日はちょっとNFLについて書いてみようと思います。
 NFLのレギュラーシーズンはたったの17週間。すでに後半戦に突入しています。1月のプレイオフを経て、2月6日のスーパーボウルまで、たった5ヶ月間しかないだけに、1試合1試合が見逃せません。
 アメフトというスポーツは、日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカ人がとても熱狂している、ということは知っている人も多いと思います。少し前に、ブッシュ大統領が、テレビ観戦中に興奮の余りお菓子を喉に詰まらせて医者を呼んだ、なんていう騒ぎもありましたよね。
 ゲーム自体もとてもエキサイティングなのですが、この試合数の少なさが、よりアメリカのファンを熱狂させています。レギュラーシーズンの試合は16試合で、うち半分が敵地でのゲームですから、地元ファンがスタジアムで観戦できるのは、たったの8試合。最高勝率でスーパーボウルまで勝ち進んだとしても、3試合増えるだけです。だから、8万人近く入るようなスタジアムがいつも超満員です。
 アメフトの魅力は、ワンプレーごとの攻撃側と守備側の駆け引きにあります。フィールド上のプレイヤーの動きは、全部あらかじめデザインされています。お互いのプレーデザインの読みあいが勝負を分けます。もちろん、超人的な運動能力を持ったスタープレイヤーはたくさんいるのですが、アメフトの場合、どんなにズバ抜けた運動能力を持つ選手がいても、デザインされたプレーが決まらなければ、絶対に勝てません。プレーヤーはもちろん、コーチ陣も一体となって、ワンプレイ、ワンプレイを正確に積み上げて行くのがアメフトなのです。見た目は荒々しいばかりのスポーツに見えるかもしれませんが、実は心理戦の要素も大きいし、繊細で知的なスポーツなのです。

 アメフトなんて、日本では競技人口も少ないですから、「見たこともない」、「見るきっかけもない」という人も少なくないでしょう。
 私も、真剣にアメフトを見出したのは、この5年くらいのことです。
 私は、自分の大学にも、その後勤めた会社にもアメフトのチームがあって、しかも強豪チームだったのですが、在籍中はまったく関心がありませんでした。5〜6年前に、家にケーブルテレビが入って、チャンネルをガチャガチャ回していたら、偶然勤めていた会社のチームの試合を中継していて、当時の同僚の顔がたくさん見えたので、懐かしさの余り見入ってしまったのがきっかけで、アメフトを見るようになりました。
 日本にいると、見るきっかけがなかなかないと思いますが、学生の試合でも良いので、一度見てみてくださいね。
 アメリカ人がどうしてあそこまで熱狂するのか、きっとわかると思います。 

 日本人は、なかなか日本人選手のいる海外スポーツでないと興味を持たない人が多いのがとても残念です。
 日本人のNFLプレイヤーはまだいませんが、メジャーリーグで言えば3Aにあたるような、NFLヨーロッパというリーグには何人かの日本人が行きました。
 でも、日本人プレイヤーがNFLでプレーするのはまだもう少し先のことかもしれません。
 一番大きな理由は体格差ですが、もうひとつ言葉の壁も大きいと思います。上記のようにNFLはお互いのプレーの読み合いなので、フィールド上でどんどんプレーが変わります。秒単位でコールを聞いて、動きを変えなくてはならないので、もちろん通訳を通しているヒマなどありません。
 野球は比較的、そういうことが少なくて、片言の英語でも何とかなると思うのですが、アメフトはそういうわけには行かないと思います。
 アメフトだけでなく、バスケットもプレーしながら声を掛けたり、サインのコールをしたりするので、やはり言葉の問題は重要です。
 今年NBAプレイヤーになった田臥くんも、高校卒業後、アメリカの大学に入って、まずは英語をカンペキにマスターしました。
 F1でがんばっている佐藤琢磨くんも、単身イギリスに行って現地のレースで腕を磨きました。F1の場合も、レース中に300キロ近い速度で車を運転しながら、無線でチームと英語でやり取りするのですから、普通に英語が話せなければ、どうしようもありません。
 アメフトもバスケもモータースポーツも、サッカーもそうだと思いますが、世界で活躍しようと思ったら、まずは言葉の壁を乗り越えなければなりません。
 でも、生きているうちは無理だろうと思っていた、日本人NBAプレイヤーを見ることができたのですから、きっと日本人NFLプレイヤーも見ることができると信じています。
ニックネーム 借金女王 at 00:00 | スポーツ観戦-NFL/アメフト