2004年02月28日

「マトリックス」シリーズとWindowsの関係(旧blogより転載)

マトリックス リローデッド」のクライマックス。主人公のネオがようやくたどりついた、「マトリックス」の設計者「アーキテクト」。
マトリックスの世界の「真実」とは何なのか!?
と、胸を高鳴らせて「アーキテクト」の話を良く聞いてみると、何だかどこかで聞いたようなことを言っています。これは・・・

映画館の座席の上で、「ひょっとして、あなたはビル・ゲイツさんではありませんか?」と、心の中で「アーキテクト」にツッコミを入れた人も少なくないと思います。
「完璧な物を作ったつもりでも、どうしてもバクは発生してしまう」とか、「だから定期的にリセットしなくちゃいけないんだよ」とか、まるで「アーキテクト」からWindowsの説明を受けているような気がしていました。
ネオがたどり着いたのは、「マトリックス」の真実ではなく、Windowsの真実だったのです。

 今日、こんな記事を見つけました。

「XPリローデッド」?--Windows、Longhornの前に中間アップデートか - CNET Japan
「アーキテクト」の言葉、Windowsの開発のみなさんには身に覚えがあったのでしょう。

この一件を初めとして、私は「マトリックス」シリーズは、壮大な「パロディ映画」だったなぁ、と感じています。

決して卑下して言っているわけではなく、実に出来の良いパロディ映画だと思います。


最初の「マトリックス」を見た時は、「攻殻機動隊」の「実写版」だと思いました。(実際にマトリックスの制作のプレゼンには攻殻が上映されたそうです)
実は、私はアニメファンでもあります。「攻殻」は好きなアニメのひとつなので、「マトリックス」を見て、本当に出来の良い「実写版・攻殻」を見たようで、素直に喜んだのです。

「マトリックス リローデッド」は、上述のように、Windowsのパロディなんだと感じ、とても面白い物を見たと思いました。話の途中で映画が終わってしまう手法も、「スターウォーズ・帝国の逆襲」の終わり方を彷彿とさせるものでした。スターウォーズでは「帝国の逆襲」から「ジェダイの復讐」まで、3年くらい待たされましたが、マトリックスは半年ぐらいのものでしたから、親切なものです。

マトリックスの完結編となる「レボリューションズ」でも、パロディ魂は炸裂していました。
「ザイオン」での壮絶な戦闘シーンは、どう見ても「エイリアン2」そのものです。
そして、ラスト近くの、ネオとスミスの一騎打ちのシーンは、どうしたって「ドラゴンボール」を思い出さずにはいられません。あのシーンを見ている私の頭の中では、「ドラゴンボールZ」の戦闘シーンに良く使われていた音楽が、ずっと流れていました。

「マトリックス」シリーズは、世界的な大ヒット映画であることは確かですが、一方で「よくわからない」「面白くない」という声もたくさん聞く映画です。
聞きなれない言葉や、哲学的で難解な話をしているように感じた人もいるかもしれませんが、私はパロディ満載の大エンターテイメント作品だと思います。
パロディは、本家を知っているからこそパロディだとわかるわけで、「攻殻機動隊」や「エイリアン2」を見ていないと、ひょっとしたら面白さも半減するのかもしれません。
もし「マトリックス」を「つまらない」と感じたのなら、ぜひ攻殻機動隊」や「エイリアン2」を見てから、もう一度見てみてください。

ニックネーム 借金女王 at 00:00 | TrackBack(0) | 映画&テレビ
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