別に私は「健康食品オタク」ではありませんが、黒酢のことは20年近く前から知っていました。
中・高校生時代の私は、とても良く太っていました。一番気になる年頃だったはずですが、あまり熱心にダイエットをした記憶もありません。
そんな私の高校3年生の夏休みのことです。アルバイトをしていた喫茶店のお客さんの中に、良く太った30代の女性がいたのですが、彼女が来るたびにみるみる痩せて行くのです。痩せるとは言っても、見た目も元気で、顔色もとても良くて、とても病気だとは思えません。
そんな彼女が、「あなたも痩せなくちゃダメよ」と言って、ダイエット法を教えてくれました。
「商店街の○○薬局に売ってる“坂元のくろず”を、朝晩、キャップ1杯づつ、お水で薄めて飲むだけよ」半信半疑でしたが、事実、彼女が痩せて行くのをライブで見ていたわけですし、飲むだけで痩せられるなんて、こんなにオイシイ話はありません。さっそく、その薬局で「坂元のくろず」を買って帰り、その日から朝晩飲みはじめました。
最初の2ヶ月くらいは何の変化もありませんでした。それでも、もうその頃にはすっかり日課になっていたので、飲み続けていたところ、高校の制服のスカートがだんだんゆるくなりはじめ、高校を卒業するまでの半年で、約10kgの減量に成功しました。後で考えると、体調もとても良かったような気がします。
その後、私は大学入学と同時に、実家を離れて都内で一人暮らしをはじめました。「坂元のくろず」を飲み続けるつもりだったのですが、どこにも売っていないのです。実家の近所の商店街で売っているようなものだから、どこでも買える物かと思っていたのですが、実はこの「坂元のくろず」はとても貴重なものでした。江戸時代からの「秘伝のツボ」で1年以上かけて熟成されるので、生産量にも限界があるそうです。田舎の商店街の薬局が、たまたまその貴重な「坂元のくろず」を仕入れていたのでした。
当時は、黒酢なんて、「知る人ぞ知る」シロモノでしたから、アパートの周りの薬局やドラッグストアで聞いても、「知らない」と言われてしまいます。スーパーで別のメーカーのお料理用の黒酢は見つけましたが、水で薄めてもとても飲めるようなものではありませんでした。
そんなわけで、それっきり「坂元のくろず」のことも忘れてしまっていました。
それから20年近くの時間が流れてました。
35歳を過ぎて、また太ってきてしまいました。特別食事や運動量が変わった覚えはないのですが、これがいわゆる「中年太り」というヤツなのか、と悲愴な思いに駆られていました。今年のお正月休みも、家でゴロゴロしていたら、更に太ってしまいました。
そんな時、ふと、思い出したのです。「坂元のくろず」を。
あの頃は、売っているお店を見つけられずに、入手を断念しましたが、今はネットがあります。
そして、楽天市場で見つけました。20年振りに見る、懐かしい赤いパッケージの「坂元のくろず」を。どこに買い物に行っても、20年間、まったく見かけることがなかった物が、ネット上ではすぐに見つかるのですから、改めてネットの有難味を実感しました。
ネット上の紹介記事を読んで、巷で「黒酢ブーム」が起こっていることを知りました。そう言われてみると、滅多に見ない生活情報系のテレビ番組をたまたま見たら、黒酢を紹介しています。
20年振りに「坂元のくろず」を飲み始めて1ヶ月。まだ、目に見える効果は出ていませんが、当分続けてみようと思います。
効果が現れてきたら、また報告しますね。



