今週末の流れを見ると、フェラーリ3連勝は確実かと思ったのですが、フタを開けてみれば、アロンソくんの圧勝でした。
アロンソくんにすれば、悲願の母国GP優勝をポールtoウィンで飾り、自信満々のコメントをしていたフェラーリにもポイント差以上の精神的ダメージを与えることができた、というところではないでしょうか。
2位とは言っても、大差で負けてしまったシューマッハの表彰台やインタービュー中の憮然とした表情が印象的でした。
次は伝統のモナコGPです。
今年はトップスピード重視のセッティングを好んでしているフェラーリが、トップスピードなんてどうでも良いモナコにどんな作戦で臨んでくるのか楽しみです。
その前に今年の予選方式は、モナコではかなり危ないような気がします。
事故なくどのチームも無事にレースを走りきって欲しいと思います。
ところで、前戦ヨーロッパGPの直前にFIAからの勧告でレースドライバーをはずされてしまった亜久里さんチームの井出くんは、このスペインGP直前に、スーパーライセンスまで剥奪されてしまいました。
スーパーライセンスは、F1に乗るための免許証のようなものですが、これを剥奪されてしまうと、ピンチヒッターという形であってもレースに出ることはできませんし、レースウィークのフリー走行で走ることもできません。
過去にも経験の浅いドライバーを乗せたものの、やはりまだF1には経験不足だと判断したチームがシーズン途中でドライバーを入れ替えるということは、何度もありました。
しかし、FIAからの勧告を受けてドライバーを外されたり、スーパーライセンスを剥奪された、という話は、私の記憶では初めてのことです。
こうなってくると、年齢的な問題もありますし、井手くんのF1ドライバー復帰は、残念ですがほとんど絶望的だと言わざるを得ないと思います。
これから井出くんがどんな道を選ぶのかわかりませんが、少なくとも日本に帰ってくればトップクラスのレースドライバーのひとりです。FポンやGTで腕を磨いて、少ないとは思いますが、次のチャンスを待つ方が良いと思います。
F1に限ったことではありませんが、世界の舞台で活躍するスポーツ選手は、本当に厳しい世界にいるということを改めて感じます。
少ないチャンスを手にするだけでも大変なことなのに、短い期間で結果を残さなければ、すぐにはじき出されてしまいます。「がんばっている」だけでは誰も評価してくれません。
井出くんも、今回は残念な結果になってしまいましたが、そのチャレンジ精神には敬意を表したいと思います。
2006年05月15日
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自分はお金をかけずに宣伝しようという根性が
ステキです。