2006年08月28日

F1 トルコGP

フェラーリチームの人たちにとっては、とっても複雑な心境のレース結果でしょう。

マッサくんはほぼ完璧なレース運びで、初ポールから初優勝。
本当は勝たなくてはならなかったシューマッハの方は、アロンソくんの前でフィニッシュすることができず、よもやの3位となりました。

フランス・ドイツでは、"勝利の女神さま"は、もうアロンソくんには飽きて、またフェラーリに微笑むことにしたのかと思っていましたが、やっぱりもう一度、アロンソくんに乗り換えたようです。

今日の女神さまの"いたずら"は、なんといってもセーフティーカーです。
多分、ガソリンを多めに積んでいたであろうシューマッハの作戦をあざ笑うかのように、なんとも絶妙なタイミングで導入されました。

つい先日、F1はオーバーテイクが少ない、という話題を取り上げたばかりですが、このイスタンブールのコースは、他のコースに比べるとオーバーテイクのポイントも多く、コース上でのバトルも結構楽しめました。

最後の最後まで、シューvsアロの直接バトルもあったわけですが、相変わらずアロンソくんの「守り」の走りは見事でした。

でも、本当は、アロンソくんは若いんだし、もっとガツガツ攻めて欲しい、という気もします。
ラップタイムを2秒も落として、ディフェンスに回るやり方は、利口なのかもしれませんが、若さが感じられません。
アロンソくんは「チャンピオンシップを考えれば2位で良いんだ」と、良く言えば「冷静な大人の発言」をするのですが、レースドライバーたる者、もっと貪欲に「勝ち」を狙って欲しい、という気もするのです。
シューマッハは、時に「そこまでしなくても」と思うような強引な作戦や走りで、ひたすら上の順位を狙います。その強引さは非難されることもありますが、それが本来のレースドライバーの本性ではないか、とも思うのです。

最近のF1ドライバーは二十歳そこそこでデビューしてくる子が増えています。
アロンソくんもそのひとりです。
もちろん、才能があるから若くしてF1に乗れるのでしょうが、若い子を連れてきた方がギャラも安いし、素直に周りの大人の言うことを聞いてくれるので御しやすい、というチームの思惑も透けて見えます。
時には、何のわだかまりもなく「勝ち」を捨てて、「負けない」走りに切り替えてくれるようなドライバーの方が、チームにとっては都合が良いと思います。
ティーンエイジャーの頃から"青田買い"しておいた子を、チームに都合の良い、アロンソくんのような"大人の"思想を持ったドライバーに育て、二十歳そこそこでF1に乗せてしまう、というやり方も、F1からバドルを奪っている要因のひとつのようにも思います。
アメリカのインディやチャンプカーで活躍したドライバーがF1でなかなか活躍できないのも、この辺りにその一因があるのかもしれませんね。
ニックネーム 借金女王 at 04:05 | Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-F1
この記事へのコメント
「ラップタイムを2秒も落として、ディフェンスに回るやり方は、利口なのかもしれませんが、若さが感じられません」
というのはどこからのニュース・ソースなんでしょうか?
ミハエルの前で確実にチェッカーを受けなければならないフェルナンドが敢えて1周2秒もペースを落とす理由が理解できません。
F1の世界で2秒というのは相当な落差ですよ。ミハエルにつつかれ、抜かれてしまうリスクをはらんでいるワケですから意図的に落とすのはありえないでしょう。
仮に2位狙いでクレバーな走りを選んだとしても2秒落とす理由はありません。
もしかしてこれってフェルナンド本人の言葉ですか?
Posted by Strikes Back!! at 2006年09月03日 02:56
>Strikes Back!!さん
テレビの中継で、解説者の誰かが「2秒近く落として走ってますね」と言っていたと思います。
どのタイムを基準に「2秒落ち」なのかはわかりません。
わざと遅く走ったのか、タイヤや路面の都合で遅くなってしまったのかもわかりません。
Strikes Back!!さんのような専門家の方から見れば、
こんな記事は素人くさくて突っ込みたくもなるでしょうが、
私は専門知識はない素人です。
「2秒」タイムを落としたことを強調したくて書いた記事ではなく、
あくまでも素人目に見て、アロンソくんは
その気になればもっと速く走れそうに感じただけです。
それが間違いなら、「間違いだよ」と教えてくださるのは有難いですが、
「2秒」なんてあり得ないとか、
「ソースを出せ」とか厳しく言われても、
私にはレベルが高すぎて対応できません。
ここはF1やモータースポーツ専門のブログではないので、
私もテレビ中継で聞いた内容を、
後でソースを調べて厳密に精査してから
記事にするほどの労力をかけるつもりもありません。
素人の1ファンがレースを見た感想を述べているだけです。
ひとつひとつソースを提示し、
絶対間違いのない内容以外は記事にしてはいけないのなら、
もうF1の記事は書けないです。
Posted by 借金女王 at 2006年09月03日 03:46
いやいや、そんなに厳しく突っ込んだつもりは僕自身にはありません。
そう受け止められたのでしたら僕に非があるのですから謝ります。
どうもすみません。

テレビで言っていたのなら1周だけとか限定した周回で「2秒」落としたという意味なのでしょうね。
僕はこの記事からセフティ・カーが引いてミハエルの前に出てからの走りで「2秒」落として走ったと解釈しました。
ですからどこから出た情報なんだろう?と思ってしまったわけです。
僕もある記事を書いたときにマス・ダンパーを使用したかどうかで読者に突っ込まれたことがあったので、今回も僕が知らない情報でもあったのかな?という焦りを含んだ言葉での問いであったかも知れません。
ですが、冷静に考えて、再スタートが切られた時点では45周を残していましたので1周に対し2秒だと・・というふうに考えたワケです。
F1ドライヴァー(F1ドライヴァーだけではなくレーシング・ドライヴァー全体がそうですが)は良く自分自身の仕事を軽減させるために具体的(例えばタイアなどを指して)に「もうちょっと何とかならないか?」的な発言をするので、そういったニュアンスでフェルナンド自身が誇張して発言したのかな?と思ったのでフェルナンド自身の言葉ですか?という解釈にもなりました。
それ以上、深い意味はありませんし、情報を精査してから書いて下さいと声を荒げるつもりは毛頭ありません。

ただ、老婆心ながら一言申し添えれば、今回フェルナンドに余裕はありませんでした。ミハエルがタイア・バランスの悪化やブリスターによって中盤ペースが落ちていたから2位を守れたのであって、手堅く獲得した2位ではありません。薄氷を踏んでの2位です。それは、まだまだ余裕があった中盤にフェリペとの距離を詰められなかったことでも明らかです。もし、2回目のピットインでフェリペを交わせれば1位のフェルナンドと3位のミハエルの点差は4点差です。ティーム・オーダーの禁じられているので露骨に譲ることはできないです。
こうして取捨選択し、検証するとミハエルが完全な状態ならフェルナンドが2回目のピットインをした39周目前後でミハエルとの順位が入れ替わったことが予想できます。
今回ばかりはフェルナンドはBSタイアに助けられたのです。

最後に誤解を招くコメントを書き込んだことに関してはお詫び申し上げます。
今後は書き込みを控えさせていただきますので、自由な視点で、今後もご継続されるようにお願い申し上げます。
Posted by Strikes Back!! at 2006年09月04日 04:05
>Strikes Back!!さん
こちらこそ、噛み付くような言い方をして
申し訳ありませんでした。
気分を害されてしまったかもしれませんが、
よろしかったらまた、
間違ったことを言っていたら、教えてください。
Posted by 借金女王 at 2006年09月05日 03:52
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