2007年07月05日

木下クンはNFL選手になれるか

NFLヨーロッパで、先シーズンに続いて今シーズンもなかなかの活躍をしてくれた木下くんが、NFLのアトランタ・ファルコンズのキャンプに参加できることになったようです。

日本人選手がNFLにアピールできる唯一の場と言って良いNFLヨーロッパリーグは来年からはもうありません。
ですから、木下くんにとっては、このキャンプ参加は今後2度と手にできないかもしれない大きなチャンスだと思います。

キャンプに参加できたからといってNFL選手になれるわけではなく、これから9月の開幕直前まで熾烈な生き残り競争が続きます。

木下くんのポジションはレシーバーですが、彼がヨーロッパリーグで成績を残し、アピールしたのはレシーブよりもリターンです。
ヨーロッパリーグの中では、特に今シーズンの終盤にはリターナーとしてそれなりにリスペクトも受けていたようで、相手チームが木下くんの居るところを避けてキックを蹴り込む、味方のもうひとりのリターナーが木下くんにボールを譲る、といった場面も何度か見ました。
ヨーロッパリーグでは、スピードや状況判断などの面で彼のリターンはトップクラスだったと言えると思います。
しかし、リターンだけでロースターに残るのはかなり大変なことです。

確かにリターンだけでNFLを席巻してしまう選手は時々います。
以前の記事にも書きましたが、小柄なレシーバーながら、驚異のリターナーと言われたダンテ・ホールもいますし、去年はベアーズのルーキー・ヘスターくんがリターンで大活躍しました。彼らは結果的には"リターン職人"みたいになっていましたが、木下くんが果たして彼らのレベルまで達しているかどうかはわかりません。
それに、ダンテ・ホールも、昨シーズンはあまりリターンでも活躍できず、今年はチームを移籍するようです。
ダンテ・ホールが衰えたというより、NFLのスカウティング力の凄さが原因なのでしょう。昨シーズンの試合を見ていると、対戦する各チームとも、ダンテ・ホール対策はバッチリ、という感じがしました。

以前、木下くんにもダンテ・ホールみたいになって欲しい、と書きましたが、昨シーズンのダンテ・ホールを見ていると、リターンは所詮スペシャルプレイだなぁ、やっぱりレシーバーはレシーブで結果を出さないとツライなぁ、と感じました。

木下くんがレシーバーとして不利な点は、NFLの中では相当に小柄な体格にあります。
ビック・プレイを生み出すレシーバーは、やっぱり身長190cmを優に超えるような選手が多いです。比較的小柄な人が多いコーナーバックとの競り合いで優位に立てるメリットがあります。

もちろん、小柄なレシーバーが活躍していないということはありません。
スティーブ・スミス、サンタナ・モスなどは身長180cmぐらいで、フィールドの中では本当に小さく見えますが、実績のあるトップレシーバーです。
私もこのふたりが大好きです。
彼らの魅力はラン・アフター・キャッチ。
比較的短い距離のパスを確実に取った後に、スピードを生かしてランで距離を稼ぐタイプです。
木下くんに目指してもらいたいのは、このふたりです。

9月の開幕戦に木下くんが赤と黒のジャージを着てフィールドに立っていることを期待したいと思います。

ついでですが、今週末からアメフトのワールドカップが始まります。
ひらめき公式サイト
何試合かはテレビ中継もされるようです。
多分、テレビではアメフトのルールなどをわかりやすく解説してくれると思うので、アメフトのルールがわからん!という人は見てください。
この顔ぶれの中では、日本はかなり強いです。
ニックネーム 借金女王 at 23:14 | Comment(1) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト
この記事へのコメント
初めまして、女王様
今年もNFLと関西学生リーグの開幕とアメフット
シーズンがやってきました、日本のプロ野球も凄い事になって目が離せない状況ですが・・・
アメフット見る様になったのは関西学生アメフットで2強と言われている立命館の試合を甲子園ボウルで見たのがきっかけです、木下選手が活躍し
一昨年まで4連覇の偉業を達成し今年も近大との
開幕戦は圧勝でした、今年から甲子園が改修工事で使用できず長居競技場で開催ですが立命館に
とっては相性のいい競技場です。2004年のプレイオフは今でも語り草になっています。
NFLはコルツとペイトリオッツの試合を見ましたが順当の様な気がします、去年は事実上この対戦がスーパーボウルと言われてました・・・僕的にはコルツを応援しています、長文失礼しました
Posted by あきお at 2007年09月11日 23:51
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