![]() | ブレードランナー ファイナル・カット スペシャル・エディション (2枚組) Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「ブレードランナー」は25年前の公開当初から「名作」であり「問題作」でした。
当初はリドリー・スコット監督の斬新な映像手法や難解なストーリーが製作会社に不評で、後からハリソン・フォードのナレーションが大量に追加されたり、色んなシーンが追加されたり削られたりするなど、いくつもの「バージョン」がある映画です。
余りにも変わってしまい、監督が自分の名前がクレジットされるのを拒否して偽名になっているバージョンもある、と聞いたことがあります。
そして10年ほど前に「ディレクターズカット 最終版
![]() | ディレクターズカット ブレードランナー 最終版 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「最終版」はそれまでのバージョンより本編の時間が短くて、ナレーションも無くなり、最後についていたおまけの後日談みたいなシーンも無くなり、とてもスッキリした、ラストシーンのカッコいい映画になっていました。
それなのに、まさか「最終版」の後に「ファイナルカット」が出るとは思いませんでした。
最近は、古い映画のブルーレイ版がリリースされるようになってきて、ブルーレイ化に伴って「デジタルリマスター」しただけなら文句はないのですが、どうもレビューを見ると、細かいところが「最終版」とは違うようです。
それを聞くと、見てみたくなってしまいます。
この作品に限らず、同じ映画のソフトが「特別版」「リマスター」「ディレクターズカット」「アルティメットなんとか」「トリロジーなんとか」などと銘打って、おまけや特典映像をつけたり、チョロっとシーンを追加したりしながら、繰り返し発売されるのが最近のはやりのようですね。
次世代ディスクの競争に決着がつくまでは、と思って、このところ映画のソフトを買うのはちょっと控えていましたが、ブルーレイ陣営に軍配が上がったので、そろそろ家でもブルーレイが見られるように環境を整えようかと思っています。
そうなれば、この「ブレードランナー」とか、同じスコット監督の「ブラック・レイン
私が映画をたくさん見るようになった大学生の頃は、一般家庭にもビデオデッキが浸透してきて、レンタルビデオ店ができ始めた頃でした。
レンタル店には、VHSとベータの両方が並んでいました。
VHSでもベータでも、ビデオテープは伸びて劣化することがわかっていたので、その当時もセルビデオはありましたが、買おうとは思いませんでした。
その後、「レーザーディスク」が登場しました。
磁気テープではないので、画像もきれいだし劣化しない、ということで、映画好きな人はディスクをたくさん買い揃えたと思います。
再生用のデッキもディスク自体も結構値段が高いうえに、ディスクがかさばる(LPレコードサイズ)ので、私には手が出ませんでしたが、バイト代をほとんど全部レーザーディスクに注ぎ込んでいた友人がいました。
4畳半一間の古いアパートに不釣り合いな大型テレビとレーザーディスクのデッキがあって、部屋中がレーザーディスクだらけになっていました。再生用のプレイヤーも手に入らなくなった今、その友人の大量のレーザーディスクはどうなったのでしょうか。
レーザーディスクの時代はかなり短くて、すぐに映画のソフトはDVDにシフトして行きました。
私も、借金の整理も終わって生活に少しゆとりが出るようになってから、本当に好きな映画のDVDだけを厳選して買い揃えてきました。
いずれ次の規格が出てくることは想像できましたが、まさかこんなに早く次世代ディスクに切り替わり始めるとは思っていませんでした。
死ぬまでにあと何世代ぐらい進むのでしょうか。
それまでに、私はあと何回ぐらい「ブレードランナー」を買うことになるのでしょうか。
そして、真の「最終版」を見るのはいつのことになるのでしょうか。





