2008年02月05日

第42回 スーパーボウル

開幕前、ジャイアンツがスーパーボウルに勝つことを予想していた人はほとんどいなかったと思います。勝つ以前に、スーパーボウルに出ることを予想した人もほとんどいなかったでしょう。
仮に開幕前にジャイアンツの優勝を予想していた奇特な人がいたとしても、シーズンが進むに連れて、その予想が当たる確率がどんどん低くなることを実感していたと思います。
私も開幕数試合を見て、QBイーライくんのダメっぷりにはちょっとガッカリしていました。
「NYジャインアンツのスターティングQB」としてのイーライくんは、今シーズンで見納めだろうな、とほんの1ヶ月ほど前まで思っていました。
ところが、大スターのお兄さんペイトンくんですら10年かかったスーパーボウルチャンピオンの座に、デビュー4年目にして見事にたどり着いてしまったのです。

思えば今シーズンのNFLは「開幕戦から圧倒的な強さで勝ち続けていたペイトリオッツを倒すのはどのチームか」を軸にシーズンが進んで行きました。。
色々なチームがペイトリオッツに挑み、最後の方はかなり追い詰めるチームも現れましたが、結局ペイトリオッツは無敗のままスーパーボウルまで勝ち進みました。

ジャイアンツもレギュラーシーズンの最終戦でペイトリオッツと対戦しました。
この時は勝てませんでしたが、過去の試合を研究し尽くし、特にディフェンスでペイトリオッツを追い詰めました。
ジャイアンツのディフェンスの強さは、前の記事にも書きましたが、このペイトリオッツ戦以降、プレイオフの3試合、そして昨日のスーパーボウルまでのジャイアンツのディフェンスの強さは、ちょっと神憑り的でした。
選手ひとりひとりが潜在能力を大爆発させていた、という意味でも神憑り的でしたし、ベンチからのプレイコールがことごとく当たる、という意味でも神憑り的でした。どちらも練習と研究の賜物ですが、ものすごいモノを見せてもらいました。
優勝大本命で、シーズン中もハイパーオフェンスを展開していたカウボーイズのQBロモくんも、極寒のホームフィールドで圧倒的な勝率を誇ってきたパッカーズのQBファーブも、ジャイアンツDFの前に、何もさせてもらえませんでした。
そして、今シーズンを通して、冷静沈着に機械のような判断力と精度でパスを通し続けてきたペイトリオッツのQBブレイディくんも、スーパーボウルの舞台でついにジャイアンツの"神憑りディフェンス"の餌食になってしまいました。
ジャイアンツの両DEユメ/ストコンビは以前から大好きでしたが、スーパーボウルでの彼らは本当にスゴかったです。

シーズン当初は絶好調だったチームが後半失速してプレイオフすら逃してしまったり、シーズン当初はダメダメで、コーチの解雇の噂ばかり流れていたようなチームが突然強くなってしまったりするのも、NFLの面白さのひとつです。
今年のジャイアンツはQBイーライくんも含め、プレイオフに進んで大化けしました。
個性豊かというか、アクの強い選手がそろっている感があるジャイアンツが、プレイオフに入ってやっとチーム一丸になり、掴み取ったスーパーボウル優勝だったと思います。

アメリカでは「今シーズンのメジャースポーツはボストンが総ナメにする」と言われていました。
メジャーリーグではレッドソックスが優勝しました。NFLではペイトリオッツがランディ・モスという大スターを獲得し、圧倒的な強さでシーズンを勝ち進み、スーパーボウルまで到達しました。NFL開幕から2ヶ月遅れで開幕したNBAでは、ここしばらく低迷していたボストン・セルティックスが、ケビン・ガーネットとレイ・アレンというふたりの大スターを獲得し、やはりものすごい勝率で快進撃を続けています。
今年は、テレビでペイトリオッツの試合を見ていると、途中で一度はセルティックスのネタが出てきましたし、セルティックスの試合でも頻繁にペイトリオッツのネタが登場しています。ランディ・モスが高校時代にバスケットをやっているビデオも流れました。スゴいダンクをしてました。(その時のPGはヒートのジェイソン・ウィリアムスでした。スゴい高校です)
しかし「ペイトリオッツのパーフェクトシーズン」も「ポストンのメジャースポーツ3冠」も、NYのチームであるジャイアンツが阻止してしまいました。
今朝CNNを見ていたら、ボストンで集会をしていたオバマさんも、まずはペイトリオッツ敗戦ショックに見舞われているボストン市民を励ましていました。

今年もあっという間に終わってしまったNFLシーズン。
来週のプロボウルが終われば、また9月までお預けです。
セルティックスがペイトリオッツの無念を晴らしてくれるかどうかを注目しながら、来シーズンのNFL開幕を待ちたいと思います。
ニックネーム 借金女王 at 22:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2008年01月15日

シーズン大詰めNFL2007

つい先日、第1週のレビューを書いたと思っていましたが、気が付けば今シーズンのNFLもカンファレンスチャンピオンシップとスーパーボウルを残すだけとなってしまいました。

AFCのチャンピオンシップに進んだのは、ニューイングランド・ペイトリオッツとサンディエゴ・チャージャーズ。
色々あったシーズンでしたが、結局は開幕前に多くの人が予想していたカードになったのではないでしょうか。

ペイトリオッツはweek1で感じた圧倒的な強さのまま、レギュラーシーズンを全勝で終えました。シーズン中には多くの強豪チームがペイトリオッツを倒すための作戦を練りに練って挑みましたが、ブレイディくんにプレッシャーをかけまくる作戦も、レシーバー陣をがっちり守る作戦も、ことごとく打ち破られてしまいました。
プレイオフでは、小手先の技や作戦よりも、シンプルにパワーで押し切るディフェンスをするジャガーズがひょっとしてペイトリオッツに黒星をつけることができるのでは、と期待して、全力でジャガーズを応援しましたが、やっぱりペイトリオッツは負けませんでした。
このままスーパーボウルもあっさりと勝ってしまうのでしょうか。

チャージャーズは昨シーズンはレギュラーシーズンを1敗で過ごしながら、プレイオフ初戦であっさり負けてしまったため、選手はそのままにコーチ陣を全員入れ替えて今シーズンに臨みました。
コーチは変わっても、主な選手は全員残っていたので、開幕前の評価は高かったのですが、いざ開幕してみるとさっぱり勝てず、当然のことながら新しくやってきたコーチ陣がかなりのブーイングを浴びていたようです。
しかし、シーズンが進むにつれてどんどん調子が上がり、遂に昨年は届かなかったチャンピオンシップにコマを進めました。
昨年のスーパーボウルチャンピオンのコルツをレギュラーシーズン、プレイオフと2度に渡って破り、ますます勢いに乗っています。
コルツのQBマニングくんに思い通りにプレーをさせなかったディフェンス陣はすごかったです。
チャージャーズは、ペイトリオッツには昨シーズンのプレイオフでも、今シーズンのレギュラーシーズンゲームでも敗れています。
コルツのマニングくんを圧倒したディフェンスのプランとパワーがブレイディくんにも通用すれば、勝機も見えてくるかもしれません。

NFCの方は、多分、開幕前に予想した人はほとんどいなかったであろう対戦カードになりました。
グリーンベイ・パッカーズ対ニューヨーク・ジャイアンツ。
こんなカードになるとは、私も夢にも思いませんでした。今でもまだ半信半疑です。

だって、ファーブですよ。私とほとんど同級生の彼が、数年前から毎年引退をささやかれ続けている彼が、今シーズンはNFLの様々な記録を更新しながら、若いチームメイトを引っ張って、チャンピオンシップの舞台まで駆け上がってきたんです。鳥肌が立ちます。
私がNFLを見るようになったのはこの5年ほどのことなので、ファーブがスーパーボウルに出ている姿は、アーカイブのハイライトフィルムでしか見たことがありません。これからもアーカイブでしか見られないと思っていました。
でも、今年はリアルタイムで見られるかもしれないのです。ワクワクします。。
ジャイアンツも、そこそこはやると思っていましたが、まさかここまで勝ち残るとは思っていませんでした。
兄のペイトン・マニングがスーパーボウルの前に負けることを予想した人も多くはなかったと思いますが、弟のイーライがチャンピオンシップまで負けないことを予想した人も少なかったと思います。
ジャイアンツは、私に最初にディフェンスの面白さ、凄さ、ダイナミックさを教えてくれたチームです。ストレイハン&ユメニヨラの両DEがOFラインをふっ飛ばしながらQBに猛チャージを仕掛けるプレイスタイルにはいつもゾクゾクします。
圧倒的な優勝候補だったカウボーイズのQBロモくんも圧倒し、みごとチャンピオンシップゲーム出場を勝ち取りました。。
でもファーブには、そういう猛ラッシュをマジックのような奇跡的な身のこなしでかわしてしまう才能と運があるので、スト・ユメvsファーブの対決は、私の中では一番の見所です。

チャンピオンシップゲームの会場は、両方とも寒くて雪の降る地域にあるオープンフィールドです。天候も試合のカギを握ることになるかもしれません。
試合が楽しみで仕方ありません。
ニックネーム 借金女王 at 18:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2007年09月16日

NFL開幕 2007年Week1

今年もNFLが開幕しました。
今年は開幕前からNFL周辺のニュースがたくさんありました。
タイタンズのパックマン・ジョーンズが1年間出場停止というニュースや、夏のアメフトワールドカップ、木下くんのファルコンズのキャンプへの参加、そして開幕直前にはマイケル・ヴィックの闘犬問題。
マイケル・ヴィックは私がNFLに夢中になるきっかけを与えてくれた選手のひとりでしたし、スーパースターだったことには間違いありませんでしたが、残念ながら今シーズンはもちろん、永久にフィールドに戻るのは難しそうな雰囲気です。戻れたとしても数年後、体力的なピークも過ぎているでしょうし、数年のブランクはそう簡単に埋まらないでしょうから、実質ヴィックのプレイは昨シーズンで見納めだったということになりそうです。

開幕週の16ゲームのうち、10ゲームが日本でテレビ観戦できました。
全試合の感想を書くのは無理なので、気になったチームと選手だけちょっとチェックしてみます。

開幕戦は昨シーズンのスーパーボウルチャンピオンのコルツと昨シーズン大躍進を遂げた、ニューオリンズの希望・セインツの試合。
昨年かなりハイパーなオフェンスを繰り広げたセインツのオフェンスのメンバーはあまり去年と変わっていません。
一方、昨シーズンはスーパーボウルは取ったものの、特にランのディフェンスは良くなかったコルツからは、LBのケイト・ジューンが抜けてしまいました。
ところが、フタを開けて見れば、コルツDFは全然問題なし、セインツOFはかなり心配になる試合でした。
去年大活躍したセインツのRBブッシュくんもあまりパッとせず、"2年目のジンクス"にハマりそうな予感です。

もうひとり、"2年目のジンクス"にハマりそうなのが、タイタンズのQBヴィンス・ヤングくん。
ヴィック「亡き」今、"走れるQB"の第一人者として活躍を期待していたのですが、走れない上に投げられない、というかなり寂しいクォーターバッキングに見えました。
昨シーズン彼が出てきた時から、パスの投げ方がとても危なっかしく見えていて(腕がかなり低い位置から投げるモーションに入る)、DFが彼のスクランブルに慣れてくれば、かなり厳しいかも、と思ってはいましたが、とりあえず開幕戦は良いトコなしでした。

昨シーズン、ディフェンスの強さだけでスーパーボウルまで行ったベアーズは、チャージャーズと対戦。
ベアーズDFは今年も健在で、昨シーズンのMVPトムリンソンくんのランをガッチリ止めたところはさすがです。
今年もアーラッカーはカッコいいです。
でも、ランが止められるなら、とさっそくタッチダウンパスを投げてしまうトムリンソンくんにも惚れ直しました。今年もNFL界の「アイシールド21」がシーズンを盛り上げてくれそうです。
一方、今年もベアーズのオフェンスはあのまんまなんでしょうか。QBは本当にグロスマンくんのままで良いのでしょうか。

一昨年のスーパーボウルチャンピオンのスティーラーズは、去年は全然パッとしませんでしたが、今年は復活の兆しが見えました。
とは言っても、対戦相手のブラウンズがダメ過ぎて、貰ったような点数がほとんどでしたし、スティーラーズのおハコのパワーランのプレイが出たわけでもありません。上位チームと対戦した時にどうなるか楽しみです。
ディフェンスではLBのポーターくんが抜けて、少し寂しいですが、大好きなポラ丸くんは元気いっぱいでした。CBブリッツ、SブリッツかけまくりのスティーラーズDFはいつもわくわくします。

そして、開幕週の試合を見た限りでは、一番ですごいと思ったたのがペイトリオッツです。
「去年のプレイオフのコルツvsペイトリオッツが実質スーパーボウルだった」というコメントを前の記事にいただきましたが、私はそうは思っていなくて、去年はコルツがいなくても、ペイトリオッツはスーパーまでは行けなかったように思います。
いくらやりくり上手なペイトリオッツでも、さすがにあれだけレシーバー陣の層が薄いのは厳しかったと思います。QBブレイデイくんは6速ギア車なのに、6速が壊れて5速までしか使えない、という印象でした。
だからと言って、ランディ・モスなの?と移籍のニュースを聞いた時は少し驚きましたが、やっぱりモスはすごかったです。いきなり7速ギア車になってしまった感じです。
DFも平均年齢は高いですが、その分老獪な守りで安定感がありました。

今シーズンはどんなドラマが待っているのか、どんな新しいスターが生まれるのか、スーパーボウルまで5ヶ月余りのシーズンを、たっぷり楽しみたいです。
ニックネーム 借金女王 at 23:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2007年07月05日

木下クンはNFL選手になれるか

NFLヨーロッパで、先シーズンに続いて今シーズンもなかなかの活躍をしてくれた木下くんが、NFLのアトランタ・ファルコンズのキャンプに参加できることになったようです。

日本人選手がNFLにアピールできる唯一の場と言って良いNFLヨーロッパリーグは来年からはもうありません。
ですから、木下くんにとっては、このキャンプ参加は今後2度と手にできないかもしれない大きなチャンスだと思います。

キャンプに参加できたからといってNFL選手になれるわけではなく、これから9月の開幕直前まで熾烈な生き残り競争が続きます。

木下くんのポジションはレシーバーですが、彼がヨーロッパリーグで成績を残し、アピールしたのはレシーブよりもリターンです。
ヨーロッパリーグの中では、特に今シーズンの終盤にはリターナーとしてそれなりにリスペクトも受けていたようで、相手チームが木下くんの居るところを避けてキックを蹴り込む、味方のもうひとりのリターナーが木下くんにボールを譲る、といった場面も何度か見ました。
ヨーロッパリーグでは、スピードや状況判断などの面で彼のリターンはトップクラスだったと言えると思います。
しかし、リターンだけでロースターに残るのはかなり大変なことです。

確かにリターンだけでNFLを席巻してしまう選手は時々います。
以前の記事にも書きましたが、小柄なレシーバーながら、驚異のリターナーと言われたダンテ・ホールもいますし、去年はベアーズのルーキー・ヘスターくんがリターンで大活躍しました。彼らは結果的には"リターン職人"みたいになっていましたが、木下くんが果たして彼らのレベルまで達しているかどうかはわかりません。
それに、ダンテ・ホールも、昨シーズンはあまりリターンでも活躍できず、今年はチームを移籍するようです。
ダンテ・ホールが衰えたというより、NFLのスカウティング力の凄さが原因なのでしょう。昨シーズンの試合を見ていると、対戦する各チームとも、ダンテ・ホール対策はバッチリ、という感じがしました。

以前、木下くんにもダンテ・ホールみたいになって欲しい、と書きましたが、昨シーズンのダンテ・ホールを見ていると、リターンは所詮スペシャルプレイだなぁ、やっぱりレシーバーはレシーブで結果を出さないとツライなぁ、と感じました。

木下くんがレシーバーとして不利な点は、NFLの中では相当に小柄な体格にあります。
ビック・プレイを生み出すレシーバーは、やっぱり身長190cmを優に超えるような選手が多いです。比較的小柄な人が多いコーナーバックとの競り合いで優位に立てるメリットがあります。

もちろん、小柄なレシーバーが活躍していないということはありません。
スティーブ・スミス、サンタナ・モスなどは身長180cmぐらいで、フィールドの中では本当に小さく見えますが、実績のあるトップレシーバーです。
私もこのふたりが大好きです。
彼らの魅力はラン・アフター・キャッチ。
比較的短い距離のパスを確実に取った後に、スピードを生かしてランで距離を稼ぐタイプです。
木下くんに目指してもらいたいのは、このふたりです。

9月の開幕戦に木下くんが赤と黒のジャージを着てフィールドに立っていることを期待したいと思います。

ついでですが、今週末からアメフトのワールドカップが始まります。
ひらめき公式サイト
何試合かはテレビ中継もされるようです。
多分、テレビではアメフトのルールなどをわかりやすく解説してくれると思うので、アメフトのルールがわからん!という人は見てください。
この顔ぶれの中では、日本はかなり強いです。
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2007年02月08日

第41回スーパーボウル

ついにコルツが悲願のスーパーポウル制覇を果たしましたね。

カンファレンス・チャンピオンシップゲームの観戦記を書きそびれてしまいましたが、AFCチャンピオンシップのコルツvsペイトリオッツのゲームが面白かったです。
前半はペイトリオッツが"さすがプレイオフの勝ち方を知っているな"という感じのの試合運びで、大きくリード。
またもやコルツは"天敵"ペイトリオッツに敗れてしまうのかと思いましたが、後半怒涛の追い上げを見せ、ついに念願のスーパーボウル進出を果たしました。

レギュラーシーズンでは無敵、数々の個人記録を作っているコルツのQBペイトン・マニングくんに足りない唯一のタイトルが"スーパーボウルチャンピオン"だと言われ続けて数年。
鮮やかにパスを決め続けてきたペイトンくんが、ゴール前でQBスニークをしてタッチダウンを奪った辺りから、コルツとペイトンくんのスーパーボウルへの"執念"のようなものがヒシヒシと伝わってきました。
さすがのペイトリオッツも、あの執念にはかなわなかった、という気がします。
「このまま、スーパーも勝っちゃいそうだなぁ」と感じました。

NFCの方は、シカゴ・ベアーズがチャンピオンになってスーパーボウルに進出してきました。
こちらは相手のセインツの気持ちが空回りして、自滅した、という感じのゲームになってしまいました。
雪という天候も、ドームスタジアムを本拠地にしているセインツには不利に働いたのだと思います。

スーパーボウルは、珍しく雨の中の試合になりました。
コルツが有利だとは思っていましたが、この雨がひょっとするとベアーズに味方するかも、と少し期待が膨らんできました。

そして、キックオフ。
なんと、今年リターン・タッチダウンの新記録を作った、ベアーズのルーキー、ヘスターくんが試合開始4秒で、リターン・タチッダウンを決めてしまいました。
これは、否が応でも盛り上がります。

でも、結局ベアーズの攻撃の"見せ場"はこれだけだったような気がします。
ベアーズ自慢の強力DF陣も、相当頑張ったと思いますが、さすがにあれだけ攻撃がダメダメで、フィールドに出ずっぱりでは、消耗もしますし、賢いペイトンくんに読まれもします。
コルツはここ数年、圧倒的な攻撃力を持ちながら、「やっぱりディフェンスも強くないとプレイオフには勝てないよね」などと言われ続けてきたわけですが、ベアーズはその逆で、「ディフェンスが強いだけでは勝てない」というお手本になってしまいました。

ベアーズは、レギュラーシーズン中に、ディフェンスとリターンだけで点を取って、オフェンスではまったく点が取れずに勝ったゲームもあって、「オフェンスしない方が強いじゃない」などと本気で思っていましたが、やっぱりスーパーボウルともなると、オフェンス無しでは勝てません。

昨シーズンまで、ディフェンスは強くても、オフェンスがあまりにもダメダメだったレイブンズも、ベテランQBマクネアくんを迎えたことで、今シーズンは大躍進しました。
ベアーズも、去年のオートンくん、今年のグロスマンくんと、若い不安定なQBを我慢して使っていましたが、やっぱりスーパーボウルで勝つためには、安定したQBを見つけてこないといけないのかもしれません。

結局、終わってみればスコア以上に「コルツ圧勝」という感じのゲームだった、という印象が残りました。

シーズン開幕週の試合を見て、私は「コルツは今年は苦戦しそう」と書きました。
確かに、レギュラーシーズン中は、去年、一昨年と比べると苦戦したゲームが多く、プレイオフにもシードではなく、ワイルドカードでやっと残りました。
その点では、私の予想は当たっていたわけですが、結局スーパーボウルに勝ったのですから、最終的には予想は大ハズレだったわけです。
でも、予測不能なところも、NFLのおもしろさです。

今シーズンのNFLは本当に混戦で楽しいシーズンでした。
今週末のプロボウルが終われば、また秋までお預けですが、もう今から来シーズンが楽しみで仕方ありません。
来シーズンも楽しい試合がたくさん見られますように。
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2007年01月19日

NFL2006 ディビジョナル プレイオフ

試合を見てすぐに記事が書けなかったので、簡単にレビューだけしておきます。

すぐに書けなかったのは、少し忙しかったせいもあるのですが、試合結果にちょっとがっかりしてしまったせいかもしれません。
特にAFCの2試合は、今シーズン、オフェンスとディフェンスでそれぞれリーグを席巻したレイブンズとチャージャーズが、シード権を獲得しながら、あっさり負けてしまいました。
相手は、プレイオフの"常連チーム"のコルツとペイトリオッツ。
"経験"より"勢い"が勝ることを期待していたのですが、やっぱりプレイオフは"経験"がモノを言うんだな、ということを実感しました。
この2チームが試合巧者だと言えばそれまでですが、チャンピオンシップゲームがコルツ対ペイトリオッツというのも、何だか新鮮味に欠けるというか、試合自体に華がないような気がするのです。
レイブンズ対チャーチャーズのチャンピオンシップを見たかったです。

AFCチャンピオンシップの見所としては、いよいよコルツが"天敵"ペイトリオッツを破って、スーパーボウルに行けるか、という点に尽きます。
ペイトリオッツが出ているスーパーボウルもちょっと見飽きた感がありますし、コルツのQBペイトンくんは悲願のスーバーボウル進出を果たせるでしょうか。

NFCの方は、順当に上位シードの2チームが勝ち上がりました。
チャンピオンシップは、ベアーズとセインツの対戦になります。

ニューオリンズ・セインツは、ハリケーン・カトリーナからの復興のシンボルとして、全米の応援を受け、今年大躍進したチームです。ドラフト1位ルーキーのRBブッシュくんと、ドラフト7順目ルーキーのWRコルストンくんがピッタリチームにハマり、試合ごとに成長を遂げています。多彩な攻撃が魅力のチームなので、鉄壁を誇るベアーズのディフェンス相手に、どこまでやってくれるかが見ものです。

ベアーズは、強いディフェンスだけで勝ち上がってきた、と言えるチームです。
たまにすごいオフェンス力を発揮する試合もあるのですが、QBグロスマンくんはとにかくムラのある子で、タッチダウン連発の試合もあれば、インターセプトされまくる試合もあります。
チャンピオンシップゲームの日が、ダメダメのグロスマンくんでなければ、良い試合になると思います。
とにかくディフェンスの強さが"売り"のベアーズですが、ケガ人もいますし、去年のチャンピオンチームのシーホークスが相手だったこともあり、レギュラーシーズン中のように「相手を完璧に止めた!」という試合ではなかったような気がしたのが心配な点です。
「NFLのLBと言えばレイ・ルイス」だった私の心をなびかせた、ベアーズのLBアーラッカーくんも、それほど目立っていなかったような気がしました。
チャッピオンシップゲームではぜひ活躍を見たいです。

今シーズンのNFLも、とうとうあと3試合になってしまいました。
楽しみだけど、見てしまいたくないような複雑な心境です。
寒さを吹き飛ばしてくれるような、アツいゲームを期待したいです。
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2007年01月10日

NFL2006 ワイルドカード プレイオフ

NFLのレギュラーシーズンはたったの17週。
あっという間に、今年もプレイオフシーズンになってしまいました。

まずはワイルドカード プレイオフ。

AFCの土曜日の試合は、最後の最後にギリギリプレイオフに滑り込んできたKCと、今年こそ悲願のスーパーボウルに行きたいコルツの組み合わせとなりました。

シーズン終盤にラン守備の"ザル"っぷりをさらけ出してしまったコルツのDFに、数字を見れば今期絶好調だったKCのRB・"LJ"ことラリー・ジョンソンが挑みました。
「数字を見れば」と書いたのは、私が見た今シーズンのKCの試合ではLJは活躍していなくて、「大事なところで走れない子」という印象があったからです。
結果を見れば、やはりLJは走らせてもらえず、評判の悪かったコルツDFは面目躍如。
逆にコルツはマニングのパスよりもランオフェンスが印象に残るほどで、余力を残しながらの勝利でした。(と思いたい)

AFCのもう一試合はペイトリオッツとNYジェッツの同地区対決。
ボストンvsニューヨークの戦いでもあり、去年までは師弟関係にありながらその後袂を分けたと噂の両ヘッドコーチの"因縁"対決でもあって、現地メディアも盛り上がっていたようです。

結果は、プレイオフ経験豊富なペイトリオッツの"貫禄勝ち"という感じでしたが、ジェッツは今シーズンからヘッドコーチが代わり、先シーズンを怪我で棒に振ってしまったQBペニントンくんも"奇跡"と言われるほどの復活を遂げ、来シーズンからは、王者・ペイトリオッツの"天敵"になれる要素じゅうぶん、という印象を受けました。

プレイオフらしいドラマチックな展開だったのはNFCの2試合でした。

カウボーイズとシーホークスの試合の明暗を分けたのは、なんとフィールドゴールの際のホールドミス。
学生の試合でも滅多に見られないような、信じられないミスでした。
今シーズン途中から、カウボーイズのスターターQBの座を掴んだ、とってもカワイイ顔立ちのトニー・ロモくんでしたが、プレイオフ初出場のQBを襲う痛い"洗礼"の中でも、これから何年も語り継がれてしまいそうな洗礼を受けてしまいました。
均衡した試合の中、カウボーイズが終盤にチャンスを掴み、「これを入れれば逆転、ほぼ勝利」というフィールドコールトライで、キックのホルダー(前から飛んでくるボールを受け取ってキッカーが蹴りやすいように地面に立てる役)をつとめたロモくんが痛恨のミスをして、キッカーにボールを蹴らせることができなかったのです。
その後の落ち込みまっくているロモくんの悲壮な姿がとても痛々しかったです。
テレビも何度も何度もミスのシーンを映し出すので、かわいそうになってしまいました。
ロモくんがこれをバネにして来シーズンはリベンジを果たせるのか、このままこのミスがトラウマになって、大成しないで消えていってしまうのか。
期待して見守りたいと思います。

シーホークスはシーズン前半にケガ人に苦しんで勝ち星が伸びませんでしたが、さすがにプレイオフにきっちりあわせてきた、という印象です。
今年は、去年と違って今後の試合はアウエイゲームになるので、どこまで勝ち残れるのかが見ものです。

もう一試合はイーグスとジャイアンツの同地区対決。
QBマクナブのシーズンアウトで今年もダメかと思っていたら、控えQBガルシアの堅実な試合運びで気がつくと地区優勝をしていたのがイーグルス。
一方、前半は絶好調で「今年はスーパーボウルも夢じゃない」と思うほどだったのに、シーズンが進めば進むほど調子を落とし、薄氷を踏む思いでプレイオフにギリギリ生き残ったのがジャイアンツ。
やはり、ガルシアの落ち着いた試合運びが印象的で、最後はサヨナラフィールドゴールでイーグルの勝利となりました。

結果だけ見れば、接戦だったと言えなくもないのですが、やっぱりジャイアンツのQBのイーライくんはちょっと頼りない印象です。
開幕戦の"マニング・ボウル"を見た時は、「今年はやれるかも」と思ったのですが、シーズンが進むにつれて、強烈なキャラクターのTEショッキーくんやWRバレスくんの毒気に当てられて(?)、見た目も情けないイーライくんは、どんどん情けなくなって行ってしまった印象です。
イーライくんは、覇気が足りないというか、自信が感じられないと言うか、中途半端な投げ捨てパスなども多くて、かなり危なっかしい印象がいまだになくなりません。
もう少しがんばらないと、そろそろスターターの座も危ういような気がします。

一方、この試合で引退ということになった、ジャイアンツのRBティキ・バーバーは、引退する選手とは思えないほどの見事な走りを見せてくれました。
イーグルスのDFもそんなに悪いわけではないはずなので、やはりティキの力量が大きかったのだと思うのですが、本当に彼は引退してしまうのでしょうか。
そして、ティキのいなくなったジャイアンツはどうなってしまうのでしょうか。

今週末のディビジョナルプレイオフも楽しみなカードばかりです。
残り試合数がどんどん減ってしまうのは寂しいのですが、スーパーボウルを含めてあと7試合、今シーズンのNFLを楽しみたいと思います。
ニックネーム 借金女王 at 15:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年09月13日

NFL2006シーズン Week1

ついにNFLが開幕しました。
NFLはテレビ中継の試合数が多いので、F1みたいに毎試合観戦レポートは書けませんが、今回は開幕週ということで、テレビで見たWeek1の3試合の感想をちょっとだけ書いてみます。

観戦した3試合は

開幕戦のスティーラーズvsドルフィンズ
パンサーズvsファルコンズ
ジャイアンツvsコルツ(マニング・ボウルと呼ばれているらしい)

スーパーボウルチャンピオンのスティーラーズは、ミネソタから来たQBカルペッバーを擁するドルフィンズと対戦しました。
もちろん、チャンピオン・スティーラーズの出来も注目ですが、私が観戦前から興味津々だったのはカルペッパーくんの方でした。
QBにしておくには勿体無いくらい、デカくてごっつい豪腕QBのカルペッパーくんですが、ミネソタ・バイキングスの紫色のユニフォームがよく似合っていました。マークも北欧の海賊・バイキングの髭もじゃのおじさんのイラストで、これも彼のイメージに会っていました。
その彼がマイアミに移ると聞いて、私が最初に思ったのは

イルカちゃんマークのマリンブルーのユニフォームは、どう考えてもカルペッパーくんには似合わない!!

ということでした。
で、半分"怖い物見たさ"もあり、カルペッパーくんのユニフォーム姿が、私にとってはこの試合の"見所"のひとつだったわけです。
で、実際に見てみると、やっぱりイルカちゃんのマークは、カルペッパーくんの腕で浮いていたような気がしました。
そのうち見慣れるんでしょうが、やっぱり変ふらふらです・・・
でも、カルペッパーくん自身はフロリダの出身だそうで、彼にとっては地元に戻ってきたことになるんですね。

肝心のプレイの方ですが、スティーラーズは、ベティスが抜け、QBベンくんもお休みだったものの、ディフェンスもオフェンスも相変わらずのスティーラーズらしさが健在でした。
普段はラン中心の堅実なオフェンスをしておきながら、時々すごいスペシャルプレイをするのがスティーラーズのオフェンスの魅力です。
今年はベティスが抜けたことばかりが話題になっていますが、私はこのスペシャルプレイには欠かせない"役者"のWRランドルエルくんが抜けたことで、スペシャルプレイが減るんじゃないかと心配していたのです。
リバースでボールを持って走ったり、リパースに見せかけてタッチダウン・パスを投げたり出来たのも、大学時代はQBをやっていたランドルエルくんならではです。
この試合でも、一度リバースはあったものの、去年までの意表を付くスペシャルプレイが見られるかどうかも注目したいところです。

パンサーズvsファルコンズは、前評判の高かったパンサーズは期待を裏切り、余り良い所が見られませんでした。
一方、ファルコンズのランオフェンスは絶好調でした。
RBのダンくんもガンガン走って100ヤード越え、ヴィックくんも開幕からラン全開でした。パスの方は相変わらずもうひとつでしたが、変にパスにこだわらずに、開き直って彼の足を武器にすることにしたように感じます。ヴィックくんがケガさえしなければ、プレイオフにも行けそうです。新人のRBノーウッドくんも、チームにフィットしているように見えました。

そして、注目のマニング兄弟対決、ジャイアンツvsコルツです。
相変わらずペイトンくんは細かくプレイを変えながら、着実にパスを通していましたが、弟のイーライくんも、兄に負けず劣らず落ち着いたプレイぶりでした。
ペイトンくんは相変わらずすごいのですが、やっぱりRBエジュリンくんの抜けた影響はあるように感じました。
どんなにすごいQBを擁していても、やはりランが出ないとパスが出ないんですね。
結局、ペイトンくんのTDパスは1つだったのに対して、ティキ・バーバーが100ヤード以上走ったジャイアンツは、イーライくんが2つTDパスを決めています。TEショッキーくんはもちろん、WRのバレスくんも成長してきて、攻撃の幅はグーンと広がったように感じます。
試合はコルツが勝ちましたが、チームとしてはジャイアンツの方がだいぶ出来が良かったように思います。
ペイトンくんは、今年は案外苦しむかも・・・と思いました。

私がNFLをじっくり見るようになったのは、2002年シーズンの頃ぐらいからで、そんなに観戦歴は長くありません。
最初はやはり、QB、WR、RBという、オフェンスの目立つ選手に目が行っていました。
最初に好きになった選手は、リッキー・ウィリアムスです。(今はもうやだ〜(悲しい顔))

それが少し慣れくると、だんだんディフェンスの方に目が行くようになります。
すごいスピードでブリッツをかけて、QBやRBを止めるLBが気になりだしました。
その中でも、いろんな意味で目立っていたレイ・ルイスが好きになりました。
レイブンズの3-4のデフェンスが、アグレッシブに見えて、ワクワクしていました。
やがてバックスの選手にも注目するようになってきて、去年はスティーラーズのポラ丸くんの神出鬼没のプレイにキャーキャー言っていました。

で、今年のマイ・ブームなんですが、開幕週の3試合を見て「DEしかない!」と思いました。

今回の試合では、ファルコンズに今年入ってきたDEのエイブラハムくんが、ものすごく目立っていました。"パンサーズは良い所がなかった"と書きましたが、彼ひとりでデロームくんを止めていたと言っても過言ではありません。今までパッとしなかったファルコンズのディフェンスですが、今年は彼のおかげで、一味もふた味も変わると思います。
ダブルチーム・トリプルチームをものともせず、出だしの一歩で相手のバランスを崩して、もの凄いスピードでQBに突進する姿は、とにかくカッコ良かったです。

続く"マニング・ポウル"でも、ジャイアンツのふたりのDEストレイハンくんとユメニオーラくんが、相手のオフェンスラインをふっ飛ばしながら、ペイトンくんに終始プレッシャーをかけ続けていて「カッコいい〜ハートたち(複数ハート)」を連発しながら見ていました。
コルツにもクルクル回るDEのフリーニーくんがいます。今回の試合ではうまく抑えられて、いつものように回れなかったようですが、回ればすごいDEです。

というわけで、今年はDEに注目しながら、スーパーボウルまでの約半年間を存分に満喫したいと思います。
ニックネーム 借金女王 at 01:38 | Comment(7) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年08月21日

もうすぐ開幕!!NFL

日本は当分残暑が続くようですが、アメリカではいよいよ今年もNFLシーズンが始まります。
興奮と感動のスーパーボウルから半年、プレシーズンゲームのTV中継も始まって、いよいよ盛り上がってきました。

今年はNFL JAPANも「開幕特集」サイトを立ち上げて、かなり気合を入れているようです。
残念ながら、NFLヨーロッパで活躍した木下くんはNFLチームには呼んでもらえなかったようですが、やはりあのアニメの影響なんでしょうか、以前よりはアメフトに関心を持つ人が増えてきているようです。

今年も色々と期待が膨らむNFLですが、昨日プレシーズンのオープニングゲームだったイーグルスvsレイダースの試合を観戦しました。
プレシーズンゲームの、しかも初戦ということで、メインのレギュラーメンバーは最初の1〜2シリーズで引っ込んでしまったのですが、特に昨シーズンはケガ等でほとんど出場できなかった、イーグルスのマクナブ、ウエストブルック、トロッターなどの元気な姿を久しぶりに見ることができて、何だかホッとしました。
先々シーズンはスーパーボウルまで行ったイーグルスが、昨シーズンは主要メンバーのケガ続出に加え、例のT.O騒動もあって、見るのも忍びなかったのですが、このゲームでは最初のシリーズで、絵に描いたようなタッチダウンを簡単に決めて見せてくれました。

レイダースの方はいつのものことですが、今年も良くわかりません。
ヘッドコーチが変わり、QBもセインツからヴィックのいとこのブルックスくんを連れてきたわけですが、相変わらずやる気があるのか、ないのか、全然わからないランディ・モスとか、やる気満々で強そうだけど意外と弱いウォーレン・サップは1プレイぐらいで、さっさと引っ込んでしまい、サイドラインで目立ってました。
でも、RBのジョーダンはいい感じに見えました。

ペイトリオッツやイーグルスの復活はあるのか、コルツは今度こそスーパーボウルに行けるのか、T.Oはダラスではうまくやれるのかなどなど、話題や見所は今年もたくさんありますが、何と言っても直近の楽しみは、Week1のマニング兄弟対決です。
アメリカでもこの話題でかなり盛り上がっているようです。

コルツはRBのエジュリン・ジェイムスくんがいなくなってしまったので、これまで以上にパス投げまくりの超ハイパーオフェンスをすることになるのでしょうか。
いっそのこと、ペイトンくんにはパス獲得ヤードでも、タッチダウン数でも、誰も真似できないようなすごい記録を作って欲しいです。
ジェリー・ライスも正式に引退したことだし、ハリソンくんとのコンビでの記録もどんどん伸ばして欲しいです。

NYジャイアンツは、3年目を迎えるイーライくんの真価が問われる年になると思います。そのシーズンの初戦が、偉大なお兄ちゃんとの対決になったわけですから、お兄ちゃんを踏み台にしてNFLのスターQBの座をもぎ取る、ぐらいの勢いで果敢に戦って欲しいです。
ジャイアンツには、ベテランRBのティキ・バーバーとか、とっても器用でパスキャッチのうまいTEのショッキーくんなど、イーライくんを盛り立てるキャラクターは揃っています。
後は、イーライくん自身がプレイオフでボコボコにやられた経験をどう生かして成長しているのかです。楽しみです。

開幕は現地時間の9月7日。
私も今年はCATVのSTBをダブルチューナーのHDDレコーダー内蔵型に変えたので、昨シーズン以上に録画体制はバッチリです。

今年は、どのチームがスーパーポウルまで辿り着くのでしょうか。
ニックネーム 借金女王 at 23:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年04月26日

木下クンはNFLプレイヤーになれるかも!!

NFLヨーロッパ2006シーズン
木下典明、今季2度目の週間MVPに選出

NFL JAPAN 2006年4月20日

NFLヨーロッパ2006
木下、あわやTDの82ヤードのビッグリターン!!

現地時間4月22日(土)、23日(日)、NFLヨーロッパ2006シーズンの第6週3試合がヨーロッパ各地で開催された。日本人選手の中では、アムステルダム・アドミラルズのWR木下典明が開幕から6試合連続の先発出場を果たし、敵陣9ヤード地点に迫る、あわやTDの82ヤードのビッグリターンを含めキックオフリターン2回で111ヤード、そしてレシーブでも1回9ヤードを記録した。なお、木下は試合中の負傷でこの日は前半だけで退いた。

 これで、木下は先週の126ヤードに続き、2試合連続のキックオフリターン100ヤード超を記録。今シーズンの通算成績も13回414ヤード獲得(平均31.8ヤード)とし、キックオフリターンの獲得ヤード数、1回平均獲得ヤード数の2部門でNFLヨーロッパ第1位に躍り出た。
NFL JAPAN 2006年4月25日

以前の記事でも紹介したように、日本人WR木下くんがNFLヨーロッパで大活躍を続けているようです。
開幕週に続いて、第5週でもスペシャルチーム部門の週間MVPを獲得し、第6週では82ヤード、つまりほとんどフィールドの端から端までのビックリターンを見せたということです。

私はつい先日、やっと第1週目のゲームを見ることができました。
週間MVPを取る大きな要因となったリターンタッチダウンは本当に見事で、何度かリプレイして見直してしまいました。
もちろん、NFLの試合だったら、当然のことながらあんな簡単にリターンはさせてもらえないでしょうし、このリターン以外は、木下くんの特別目立った活躍がなかったことも事実です。
それでも、キックオフリターンも他の選手と交代だったり、チームメイトにボールを奪われるようにしてリターンをされてしまったシーンもあった中、確実に少ないチャンスを生かした木下くんは立派でした。
スピードでは他の選手にヒケを取っていないと思います。

リターンではコンスタントに結果を出し続け、キックオフリターンの獲得ヤードでリーグのトップに立ったというのですから、決して第1週のリターンTDは偶然ではなかった、ということです。

木下くんがNFLのレシーバーとしては身長も低く、小柄だということは、前の記事でも書いた通りです。
これだけで、NFLに上がれるほど簡単な話ではないと思いますが、アピールは存分にできているのではないかと思います。
NFLのチームから夏のキャンプに呼ばれることを期待したいと思います。
NFLに上がれたとしても、ヨーロッパリーグの時のようなわけには行きません。
背を伸ばすのは難しいかも知れませんが、お肉をいっぱい食べて、筋トレもして、今のスピードを落とすことなく、当り負けしない体を作って頑張ってほしいと思います。

9月のNFL開幕戦に木下くんがどこかのフィールドに立っていることを大いに期待します。
ニックネーム 借金女王 at 00:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年04月12日

ハインズ・ウォードがソウル名誉市民に

スーパーボウルMVPのウォードが、ソウル名誉市民に

第40回スーパーボウルMVPに輝いたピッツバーグ・スティーラーズのWRハインズ・ウォードが、生まれ故郷の韓国ソウル市を訪れ、名誉市民権を授与された。韓国人の母と、アフリカン・アメリカンの軍人を父に持つウォードはソウルで生まれたが、彼が赤ん坊の間にアメリカへと移住した。その後、両親は離婚し、ウォードは母親の手で育てられた。

大人になって初めて韓国を訪れたウォードは、涙を浮かべながら「かつて自分は韓国人だと明かすのを恥ずかしく思っていたことを謝罪したい。(名誉市民権をもらい)とても感動している。これは、俺にとって本当に大きな意味を持つことだ」とコメントした。ウォードの訪韓は韓国メディアに大きく取り上げられ、大統領とも面会した。また、彼と同じ韓国と他の人種を親に持つハーフの子供たちの下を訪問している。
2006年4月7日 NFL JAPAN

ハインズは派手ではないけれど、チームプレイに徹した良いレシーバーです。
自分がパスターゲットでない時も手を抜かずにしっかりブロックするし、中継を見ていると、ゲーム中に若いQBのロスリスバーガーに笑顔で声をかけるシーンなどもよく映し出されます。
スーパーボウルでも、彼のプレイが優勝を手繰り寄せたことは間違いありませんし、MVPを受賞したのも当然だと思います。

ハインズのお母さんが韓国人だということは、中継でも紹介されていたので知っていましたが、彼自身もソウル生まれだとは知りませんでした。
先日のWBCの日韓戦にも応援に来ていてインタビューもされていましたが、日本の中継陣 は完全無視で、イチローイチローと騒いでいたので、結局彼がインタビューで何を話していたのかはさっぱりわかりませんでした。

そのWBCなんですが、韓国が日本の優勝にケチをつけた報道をしていたのは皆さんご存知だと思います。
「韓国の方が勝率は上」「直接対決では韓国が勝っている」というのが、韓国側の言い分で、「日本の優勝は恥ずかしい」とか「日本の優勝は誇れない」という話でしたよね。

韓国がハインズをお母さんともに旅費まで負担して招待し、名誉市民に選んで表彰したこと自体は素晴らしいことだと思うのですが、彼がスーパーボウルMVPを獲得するまでの道のりを見ると、彼の所属するピッツバーグ・スティーラーズは一番下のシード順でギリギリプレイオフに滑り込み、レギュラーシーズンでは大敗したコルツにプレイオフでリベンジして、スーパーボウルまで進出したわけです。
レギュラーシーズンの勝率の低さや、直接対決で負けたチームとの再戦で勝って優勝した、ということでは、WBCの日本チームと同じようなものです。
WBCの日本の優勝が「恥ずかしい」「誇れない」と言うなら、ハインズのMVPだって「恥ずかしい」「誇れない」ということにならないのでしょうか。

ソウルでのハインズの受賞スピーチは、たまたまCNNで見ましたが、ハインズはとても感激していて、涙を流しながらのスピーチで、私もちょっとグッと来てしまいました。
黒人と韓国人のハーフということで、小さい頃は辛い思いもたくさんしてきたのかなぁ、と感じます。
そんな彼を讃えて表彰した韓国とソウル市を評価はしますが、私としてはWBCの日本の優勝にケチをつけておきながら、ハインズを讃える韓国に政治的な物を感じずにはいられなくなります。

スポーツの国際試合に政治的な匂いが漂うことは、ある程度止むを得ないと思いますが、少しはそれを隠そうとするポーズを取るぐらいの品性はどの国にも持っていて欲しいと思います。
ニックネーム 借金女王 at 00:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年03月24日

日本人NFLプレイヤーはいつ生まれる?

NFLヨーロッパ2006
WR木下、開幕週の週間MVPに選出!


日本時間3月19日(日)未明に開幕したNFLヨーロッパ2006シーズンで、第1週のプレイヤー・オブ・ザ・ウィーク各部門が発表され、スペシャルチーム部門でアムステルダム・アドミラルズWR木下典明が選出された。

NFLヨーロッパ参戦2年目となる木下は、ベルリン・サンダーとの開幕戦で、日本人初となる59ヤードのパントリターンTDを決める快挙を達成。その他にも、キックオフリターン3回で合計56ヤード(最長22ヤード)を獲得するなど、リターナーとして合計115ヤードを獲得した。木下はWRとしても、1回のレシーブで13ヤード、リバースプレーからのランを1回2ヤード記録した。

なお、日本人選手がTDを記録するのは、2000年WR板井征人(アムステルダム・アドミラルズ)、2001年WR堀江信貴(アムステルダム・アドミラルズ)、WR天谷亮仁(ライン・ファイヤー)、2002年WR水口貴雄(アムステルダム・アドミラルズ)以来、史上5人目。また、日本人選手がナショナル選手部門以外でプレイヤー・オブ・ザ・ウィークに選出されるのは木下が初。
NFL JAPAN 2006年3月23日


今の時期、NFLはオフシーズンですが、ヨーロッパでは「NFLヨーロッパ」というリーグが行われています。
NFLプレイヤーになるには、アメリカの大学リーグで活躍して、ドラフトで採ってもらうのが一番の近道ですが、有名でない大学のプレイヤーとか、アメリカ人以外の選手はなかなかドラフトにかかりません。
彼らはNFLの「マイナーリーグ」とでも言うべきヨーロッパリーグで活躍して、NFLチームにピックアップしてもらう、というチャンスに賭けています。
ヨーロッパリーグには、NFLのチームが採ろうかどうか迷っているような当落ライン上の若手選手も送り込まれてきますし、世界中で行われているトライアウトで合格した選手もたくさん参加しています。
そもそもは、NFLの世界戦略のひとつとしてできたリーグで、当初は引退したヨーロッパサッカーの有名選手をキッカーに迎えたりして、ヨーロッパでのアメフト人気を喚起するのが一番の目的だったようですが、最近は若手選手がNFLにアピールする場になってきています。

このヨーロッパリーグには、毎年日本人選手も数名がトライアウトを経て参戦しています。
過去にはここからNFLのチームに呼ばれて、プレシーズンマッチ(いわゆるオープン戦)に出た日本人選手もいるのですが、残念ながら開幕戦まで残れた日本人選手はまだいません。
メジャーリーグでの日本人選手の活躍は、今更言うまでもありませんが、NBAでも昨シーズン、田臥くんが日本人初のプレイヤーになったことで、普段NBAなんて放送したこともないような民放局が試合を放送してくれて、一瞬でも盛り上がりました。
アメフトも、日本人NFLプレイヤーが誕生してくれれば、もう少し日本でもアメフトを見てくれるひとが増えて、WBCの観戦にスーパーボウルMVPのハインズ・ウォードが来ていても、中継アナウンサーが一言も触れずに無視するなんて悲しい事はなくなるんじゃないかと思うのです。

木下くんの週間MVP獲得の話題は、そんな私の期待をかなり掻き立ててくれました。

木下くんは、去年のライスボウルに立命館大学のQBとして出場していました。
ヨーロッパリーグへの参戦は2年目になります。
ライスボウルの試合の中では、ずば抜けた身体能力を見せていて、QBながらレシーバーの位置に入ってロングパスをキャッチしたり、QBの位置からギャンブルと見せかけたパントキックも蹴っていました。
ヨーロッパリーグにはQBではなくレシーバーで参戦しているようですが、彼がMVPに選ばれたのは「スペシャルチーム部門」です。
ライスボウルではQBもレシーブもキックもこなしていましたが、さすがにパントリターンはやっていなかったはずです。
NFLでもレシーバーがパントリターナーを勤めることは珍しくありませんが、(多分)リターナーとしての実績はないであろう木下くんにリターナーをさせるところに、NFLのコーチングの的確さのようなものを感じます。

それにしても、59ヤードのパントリターンタッチダウンは、NFLでもかなりのビッグプレイです。
同じヨーロッパリーグからNFLに入ったダンテ・ホールが2年前位のシーズンに、パントリターン、キックリターンのタッチダウンを量産し、「脅威のリターナー」と言われて大ブレイクしたのを思い出しました。
ダンテ・ホールもWRでリターナーを兼ねていますが、体格も小柄で、レシーバーとしては「並」の選手です。
でも、リターンだけでブレイクして、プロボウル(オールスター)にまで選ばれました。
木下くんもリターナーで開花して「和製ダンテ・ホール」なんて呼ばれるようになってくれると嬉しいです。
花形ポジションのQBでNFLに入って欲しい、と思う人も多いかもしれませんが、NFLに日本人QBが誕生するのは、まだまだずーっと先だと思います。
ある意味スペシャルチームはねらい目です。
木下くんもQBにこだわらずに、レシーバーやリターナーでNFLに挑戦しようとしているのは、賢い現実的な選択だと思います。

しかし、ヨーロッパリーグとはいえ、NFLはそんなに甘い世界ではありません。
こんなビッグプレイをして、週間MVPを取ったとなれば、次からは相手チームから徹底的にマークをされて潰しにかかられます。
それでも結果を残し続けなければ、NFLには上がれません。
短いシーズンですから、がんばって活躍を続けて欲しいです。

ちょっとだけ、日本人初のNFLプレイヤー誕生が近づいてきたかもしれません。
来週からも、木下くんの活躍に注目したいと思います。

※4月2日追記
今日、コメントで木下君はもともとQBではなくWRだという指摘をいただいたので(名前のないコメントで残念なのですが)、ネットで記録をあさってみたら、確かにQBだというのは私の勘違いで、ライスボウルでもレシーバーで登録されていました。
私は「レシーブもできるQB」という印象を勝手に持っていたようですが、実際は「QBもできるレシーバー」というのが正解のようです。実際ライスボウルでも何回かQBのポジションに入ったことは事実で、その印象が強烈だったようです。(全然数字は出てないのですが)ちなみに、リターナーとしても出ていたようですが、全然覚えていません。(数字はとても良いのですが)

この木下くん、NFLヨーロッパの2週目の試合でも、レシービングでビックプレイをしたようです。2週間後から始まるTV中継を早く見たいです。
ニックネーム 借金女王 at 03:13 | Comment(3) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年02月11日

今さらですが・・・第40回スーパーボウル

日本時間で6日の朝、生中継されたスーパーポウルですが、過去記事にあるように、私はインフルエンザで寝込んでいて見ることができませんでした。
やっと今日、観戦しましたが、もう1週間も経っているので、今さら観戦記でもないかな、と思っています。

それにしても、日本ではどうしてこんなにアメフトの人気がないのでしょうか。
おとといまで寝込んでいて、テレビもネットもほんとんど見ていなかったせいもありますが、私は今日観戦するまで、結果を知らずにいることができてしまいました。
本当に日本人は、日本人プレイヤーが活躍しないスポーツには無関心ですね。

決してピリッとした試合内容ではありませんでしたが、レシーバーの出来(能力かもしれない)が明暗を分けたように思います。シーホークスのレシーバーは、取れるパスを落球しまくり、スティーラーズのレシーバーは取れないようなパスまで取ってMVPです。
まだまだ書き始めるとキリが無いほどありますが、もう"旬"は過ぎてしまったので、後は心の中に止めておきます。

最後にはカウワーHCの嬉しそうな笑顔と、RBベティスの「バスの終点はここです」(というような感じの)コメントに、もうやだ〜(悲しい顔)ジーンと来てしまいました。
最下位シードからのスーパーポウル制覇という偉業に、心から拍手を送りたいと思います。
ピッツバーグ・スティーラーズ、おめでとうexclamation×2

世の中の関心は、冬のオリンピックに移っているようですが、私は採点競技の多い冬季オリンピックには余り夢中になれません。
採点競技というのは、どうもスカッとしません。
やはりスポーツは、ハッキリ目に見える形で決着がついて欲しいと思います。

私の心は、オリンピックではなく、来週に迫ったバスケットボールNBAオールスターに向いています。
今年の見所は、常連のスーパースターたちに混じって出場する、若手プレイヤーの活躍です。
中でも、レブロン&ウェイドの3年目コンビが今から楽しみで仕方ありません。
ふたりとも身体能力がとても高い上に、華のあるプレイもクレバーなアシストもできる選手なので、オールスターらしい「見せる」プレイを連発してくれると思います。
最近のオールスターは30前後のベテラン・中堅のスター選手で固められることが多かったので、二十歳そこそこのスターが育ってきて、オールスターに出てくるのは、ワクワクします。
ニックネーム 借金女王 at 23:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年02月02日

スーパーボウルのCMが見られるかも・・・

スーパーボウルのCMを何度でも--NFL、マルチチャネルでアクセス可能に
National Football League(NFL)は、Super Bowlの合間に流されるテレビCMのファンに、試合を最後まで見なくても新作CMが全て見られる方法を提供する予定だ。
CNET JAPAN 2月1日


思わず連続投稿してしまいます。

NFLのチャンピオンシップゲーム、スーパーポウルは全米でも抜群の注目度で、TV中継の視聴率も、軽く50%を超えると言われています。
このため、試合の合間に放送されるCMの出稿料も莫大で、前回のスーパーボウルの30秒スポットCMは225万ドル(約2億3000万円)だったそうです。
各スポンサーは、スーパーボウル用のスペシャルバージョンのCMを作るため、ゲームよりCMに注目しているマニアも少なくないそうです。

スーパーボウルは、比較的に早くに勝敗が決してしまうようなゲームが多く、最後まで手に汗握る白熱の試合、というのは案外少ないのです。
それもあってか、スーパーボウル中継の後は、ゲームの話より、CMの話が盛り上がってしまうことも少なくないそうです。

だから、一度見てみたいなぁ、と思っていたのですが、この記事にあるように、どうやら後でネット配信されるようなので、楽しみにしています。
有料とか、海外からはアクセスできない、なんていうことだけはないように祈ります。

ニックネーム 借金女王 at 01:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年01月24日

NFL カンファレンスチャンピオンシップ

ついに、スーパーボウルに出場する2チームが決定しました。
両チームとも、開幕前から、ある程度の結果は残すと予想されていたチームではありましたが、この組み合わせでのスーパーボウルを予想した人はほとんどいなかったのではないでしょうか。

AFCのチャンピオンになったのは、ピッツバーグ・スティーラーズ。史上初の第6シード(フレイオフ出場チームでは最下位)からのスーパーボウル出場となりました。
今日のスティーラーズは、とにかく作戦勝ち、読み勝ちだったように思います。QBのベンくんやレシーバー陣が絶好調だったことも幸いしましたが、とにかくファーストターゲットのレシーバーに小気味良くパスがヒットしてしたように思います。
裏を返せば、相手のデンバーのディフェンスのプレイコールがはずれまくっていたということです。デンバーが誇るバックスのベイリー&リンチがほとんど目立たなかったのが、残念でした。
スティーラーズはディフェンスも相変わらずプレッシャーかけまくりでした。私のお気に入りポラ丸くんは、かなりマークされていて、前回のコルツ戦ほどは目立ちませんでしたが、いつものスティーラーズらしいディフェンスをしていたと思います。

NFCのチャンピオンはシアトル・シーホークス。こちらは第一シードのチームが順当にスーパーボウルに到達しました。
スティーラーズと同様、シーホークスも、よくパンサーズディフェンスを研究して、作戦で勝ったように思います。
パンサーズはワイルドカードプレイオフでは、NYジャイアンツのQBイーライくんにガンカンプレッシャーをかけ、あと一歩でリーディングラッシャーになっていた、RBティキ・バーバーのランを完全に封じたので、結構期待していたのですが、QBへのプレッシャーがほとんどかけられませんでした。
MVPのRBアレキサンダーくんのランは、そこそこ止めていたように思うのですが、アレキサンダーくん対策ばっかりやって、パス対策は十分でなかったのかなぁ、と思います。
さらに残念だったのが、パンサーズのオフェンスです。QBのデロームくんは「これで勝てばスーパーボウル」という思いが強すぎたのか、相当シビれていたようです。
シーホークスのディフェンスも良かったですが、それ以上にデロームくんの出来が最低でした。
「今のパスは誰に投げたの?」とテレビに向かって、何度もツッコミを入れてしまいました。
シーホークスには、これといったスーパースタークラスの選手はいないのですが、オフェンスもディフェンスも、バランスが良くて、派手さはないけれど、ソツなく勝ってきたチームです。NBAで言えば、デトロイト・ピストンズなんですが、そんなこと言われてもわからない人の方が多いですね。

で、ちょっと無理やりですがたらーっ(汗)、そのデトロイトで今年のスーパーボウルは行われます。
どちらも派手さより、手堅いプレイが多いチームなので、やはり勝敗を分けるのは、作戦だと思います。いかに相手のプレイコールを読み切るか、だと思います。

スティーラーズが心配な点はモチベーションと体調管理です。
第6シードのスティーラーズは、この8週間、毎週「負けたらそこでおしまい」という試合を続けてきました。本人たちもその試合、その試合に集中して、スーパーボウルに出るところまでは、なかなか考えられなかったと思います。
しかし、スーパーポウル出場権を手にし、やっとホッとできたはずですし、2ヶ月間振りに1週お休みになります。
この、1週のお休みが、体力を蓄え、気合を盛り上げる方向にうまく使えれば、スティーラーズが圧勝してしまう可能性もあると思うのですが、逆に安心し過ぎて気が抜けてしまうと、コンディションが戻り切る前に、スーパーボウルが終わってしまった、なんてことになりかねないように思います。

シアトルの心配な点は、プレイオフをホームフィールドで勝ち上がってきたので、初めてホームを離れる試合がスーパーボウルだということです。
シアトルのファンのパワーは今日の試合でも、物凄いものがありました。
もちろん、デトロイトにも大勢シアトルファンが駆けつけるとは思いますが、デトロイトは長年スティーラーズで活躍し、今期限りで引退を表明しているRBベティスくんの故郷ということもあり、シーホークスにとっては、アウェイのような試合になるように思います。
スティーラーズは第6シードとはいえ、去年もチャンピオンシップまで進んでいるので、プレイオフ経験の豊富な選手も多いですし、今年は全部アウェイゲームでプレイオフを勝っててきた勢いがある一方、シーホークスはスーパーボウル初出場で、プレイオフでも去年までは全然勝てなかったチームです。
スーパーボウルという大舞台の雰囲気にいかに飲み込まれずに、普段のプレイができるかだと思います。

そういう意味では、やっぱりスティーラーズに少し分があるかなぁ・・・
とにかく、待ち遠しいスーパーボウルです。
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2006年01月17日

NFLディヴィジョナルプレイオフ(2)

昨日のペイトリオッツに続いて、優勝候補の最右翼だったコルツも負けてしまいました。
開幕から破竹の13連勝で、早々にホームフィールドアドバンテージも取って、「今年こそ優勝か」と言われていましたが、早々に地区優勝を決めた後、「消化試合」のような試合が続いたうえに、終盤にはダンジーHCの長男が亡くなったりと、ちょっとチームの勢いが下降気味だったことは確かです。
その点、相手は「負けたらそこでシーズン終了」という、崖っぷちの戦いを13週目から毎週続けてきたスティーラーズで、勢いが違っていました。
でも、コルツは勢いだけで倒せる相手ではなかったはずです。
あれだけディフェンスを読んでプレイコールを変え、巧みなパスさばきで相手をかわすのが上手なQBマニングを5回もサックしたディフェンスの作戦は見事でした。
特に、ラスト2分頃の2連続サックにはゾクゾクしました。(その後ファンブルで窮地に立たされましたが、勝った今となってはご愛嬌ですね)
もともと、スティーラーズのディフェンスは大好きですが、中でもポラ丸くん(Troy Polamaluというのが本名です)の動きには、毎回ワクワクさせられます。
外からすごいスピードでブリッツして、QBサックをしたかと思えば、次のプレイでは後ろでパスをインターセプトしてしまう、神出鬼没のセイフティーがポラ丸くんです。
彼が次の試合で、プレッシャーをスルスルとかわすのが得意で“スネイク”の異名を持つ、デンバーのQBプラマーくんをどう止めてくれるのか、とても楽しみです。

もう一試合の方は、ディフェンスの強さだけで勝ち上がってきたようなベアーズと、前の試合でNYジャイアンツを完封アップセットしたパンサーズでしたが、こちらも上位シードで一週お休みをもらったベアーズより、負けられない試合をずっと続けてきていたパンサーズの勢いが勝った、という気がします。
ベアーズは最強とも言えるディフェンスでシーズンを勝ち上がってきたわけですが、さすがにプレイオフになると、パンサーズもよく研究してきていて、本来のディフェンス力が発揮できなかったように思います。

いよいよスーパーボウルまであと2カード。楽しみだけれど、もうNFLシーズンが終わってしまうかと思うと、ちょっと寂しい気もします。
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2006年01月15日

NFLディヴィジョナルプレイオフ(1)

ニューイングランドが負けましたねぇ・・・
私が本格的にNFLを見るようになったのが2002年頃からなので、このチームの負け試合自体をほとんど見る機会がなかったのですが、数少ない負け試合の中でも、ここまで自滅した試合は初めて見ました。
相変わらずブレイディくんは、年齢に似合わない落ち着きっぷりでしたが、周りがあれだけミスを連発してしまうと、さすがにどうしようもなかったみたいですね。
アメフトの試合は、インターセプトとかファンブルとかのターンオーバーが試合を決めることが多いのですが、今年のプレイオフは特にその傾向がハッキリ出ています。
タンパベイもNYジャイアンツもターンオーバーで自滅しました。そして、ニューイングランドまでその呪縛にハマってしまったわけです。
そんな中、あれだけターンオーバーを犯し、リーディングラッシャーのアレキサンダーくんを1Qで欠きながらも、勝ってしまったシアトルに運が集まっているのかも・・・
ちょっと楽しみですね。

ところで、シアトルのQBハッセルベックくんは、だいぶ髪の毛が少なくなってしまっているので、老けて大ベテランQBに見えますが、まだ30歳なんですね。ヘルメットを脱いだ瞬間、間髪入れずにキャップをかぶる仕草を見ていると、髪のこと、気にしてるのかなぁ、と思ってしまいます。いっそスキンヘッドにしてしまえば良いのに。
アメリカのスポーツ選手の間でスキンヘッドを流行らせたのは、マイケル・ジョーダンなんですが、彼がスキンヘッドにしたきっかけは、髪の毛が薄くなってきてヤバい、と思ったかららしいですよ。
ニックネーム 借金女王 at 23:50 | Comment(2) | TrackBack(1) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年01月09日

NFL ワイルドカード プレイオフ(2)

NFL観戦ですっかり時差ボケ時計眠い(睡眠)生活時間帯だけはアメリカ人の借金女王です。

お父さんもお兄さんもNFLのスターQB、「サラブレッド」としてデビューしたNYジャイアンツのQBイーライ・マニングくんですが、やっぱりプレイオフのふらふら痛い洗礼をたっぷり受けてしまいました。
パンサーズディフェンス陣の容赦ないプレッシャーにあえなく撃沈バッド(下向き矢印)まだプロ2年目だし、若いんだから、これから頑張れば良いよ、と私は思うのですが、NYのメディアもファンもかなり辛辣なので、多分けちょんけちょんに叩かれてしまうのでしょう。
お父さんもプロボウラー(オールスター出場選手)で、現役バリバリのお兄ちゃんは、何回もMVPを取り、シーズンTDパスのNFL記録も作った人です。今年はいよいよスーパーボウルリングも手にするかもしれません。
そんな父と兄がいると、何もかもいちいち比較され、小さなミスも大きく取り沙汰されて、キャリアのある父や兄に比べて過小評価されやすいイーライくんの心の内を考えると、ちょっと気の毒な気もします。見た目も、ちょっと情けなさそうな、不安そうな風貌なので、つい同情してしまいます。
3年くらいしたら、お兄ちゃんをスーパーボウルで負かしてやればいいよ、がんばれイーライくん。

イーライを見ていると、どうしても重なってくるのが、ラルフ・シューマッハくんです。
F1ドライバーのラルフも、偉大なF1チャンピオン・ミハエルを兄に持ち、F1デビュー以来、ずーっと兄と比較され続けています。
コース上で兄にオーバーテイクされると、「兄とバトルできない」と弱虫扱いされてしまいます。
世界でたった20人しかなれないF1ドライバーになっても、1年でクビになって二度と戻ってこないドライバーとか、結局一度も優勝できないまま引退していくドライバーがたくさんいる中で、ラルフは優勝も何度もしている、実力あるドライバーなのですが、何せ7回もワールドチャンピオンになり「皇帝」とまで言われる人がお兄ちゃんであるばっかりに、比較されて過小評価されてしまいがちです。

私は兄弟がいないので、本当にはそういう立場の人たちのことを理解できていないのかもしれませんが、兄弟のいる人は、多少なりともこのような経験があるのかもしれません。
いろいろ余計なプレッシャーや雑音があると思うけれど、イーライもラルフも、偉大なお兄ちゃんを凌駕する気概を持って、がんばって欲しいと思っています。
ニックネーム 借金女王 at 17:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年01月08日

NFL ワイルドカード プレイオフ(1)

今年もいよいよ、NFLのプレイオフが始まりました。
たった17週間のレギュラーシーズンは本当にあっと言う間に終わってしまいます。

プレイオフは、頑張ると全試合生中継で見ることができるのですが、問題は試合が行われているのがアメリカだということです。生で全部観戦すると、日本にいながらにして、時差ボケが体験できます。
去年は全部生で見たのですが、かなりキツかったので(もうトシもうやだ〜(悲しい顔))、朝10時からのニューイングランドvsジャクソンビルの方だけ生で見ました。その前(朝6時から)のタンパベイvsワシントンはこの後11時からの再放送枠で見ます。そのまま3時からの生放送に突入するつもりですが、どうでしょうか。

で、1試合見た感想としては、やっぱりニューイングランドは強いexclamation
と言うより"負けないexclamation×2"チームだということです。
あれだけプレッシャーを受けても、少しも焦らないQBブレイディくん。まだ若いのにどんな心臓しているんでしょうか。彼が焦ってパニックになる姿と、ベリチックHCの満面の笑顔は一度見てみたいと思っているのですが、なかなか叶いそうにありません。
(満身創痍のジャクソンビルのレフトウィッチ君は、最後は悲壮感漂っててちよっと切なくなりました)
やっぱりこのまま、スーパーボールまで行ってしまいそうな気がしているのですが、それを阻止できるのは、やっぱりマニング率いるコルツなんでしょうか・・・

ちなみに、ブレイディより、マニングより、ブロンコスのプラマーくんが圧倒的に私のタイプ(ヒゲとロン毛で今シーズン一気にマイブーム揺れるハート)です。
ニックネーム 借金女王 at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2006年01月04日

ライスボウル

「ライスボウル」と言っても、ご飯を入れるお茶碗のことではなく、アメフトの大学チャンピオンと社会人チャンピオンの試合の名前です。
NFLを見るようになると、国内のアメフトを見ても、正直言って物足りないのですが、アメフトファンとして、年末の甲子園ボウル(大学チャンピオン決定戦)とXポウル(社会人チャンピオン決定戦)、そして1月3日のライスポウルだけはチェックしています。
今年のライスボウルは法政大学vsシーガルズという、個人的にちょっと縁のある両チームの対戦となりました。(どんな縁かはご想像にお任せします)
アメフトは昔から関西の方が盛んで、学生も社会人も関東勢が出てくるのはとても珍しいことです。

見る前から、法政がシーガルズにパンチボコボコにされるだろうとは思っていましたが、本当にパンチどんっ(衝撃)ボコボコにやられてしまいました。
特にシーガルズのRBに250ヤードも走られてしまったDF陣。ラインは完璧に潰され、バックス陣はケガ人続出で、ちょっとかわいそうなぐらいでした。
ライスポウルが始まる直前まで、録画してあったNFLを見ていたので、やっぱり日米の体格差はかなりあることをあらためて実感したのですが、見た目では、シーガルズの選手がNFLの選手の半分くらい、法政の選手はそのシーガルズの選手の半分くらいで、ゴール前の法政DFラインは、シーガルズのOFラインにペチャンコにされて、姿も見えなくなっていました。

それに対して、かなり健闘したのが法政のオフェンス陣です。
まさかシーガルズのディフェンスから2TDも奪えるとは、想像していませんでした。
法政のQBとRBのスピードは定評がありましたが、シーガルズのディフェンスのスピードも強力なので、勝てるとは思っていなかったのです。
QBの子は毎日マイケル・ヴィックのビデオを見てるんだろうなぁ、というようなプレイスタイルで、甲子園ボウルでは最初からスクランブルしまくってましたが、ライスボウルではほとんど走れませんでした。
法政オフェンスはスピードは封じられたものの、ライン陣がものすごーくがんばってました。法政のQB・RB・WRは2年生が多くて、ひとりひとりの能力は結構スゴイのですが、とにかく体がまだ華奢です。それに対してライン陣は全員4年生で、全日本クラスの選手ばかりのシーガルズDFから本当に良くQBを守ったと思います。
このライン陣がゴソッと抜けてしまう、来年の法政オフェンスは大変かもしれませんが。

私はNFLは、特に応援しているチームがあるわけでもなく、とにかくエンターテイメントとして「すごい」と思いながら見ています。
でも、ライスポウルは、特に多少のご縁があるチームだったこともあって、かなり力と感情の入った観戦をしました。やはり、プレイの迫力や質は、NFLファンにとっては物足りないのですが、別の楽しみ方ができたなぁ、と思っています。

いよいよNFLの方はプレイオフに突入しました。
結局、ニューイングランドがスーパーボウル連覇しちゃいそうな気もしてきているのですが、とにかく全試合じっくり見たいと思います。
ニックネーム 借金女王 at 02:25 | Comment(1) | TrackBack(3) | スポーツ観戦-NFL/アメフト

2004年11月23日

NFLを見よう!(旧blogより転載)

 先月の半ば過ぎに、風邪をひいてしまいました。寝込むほどではないのですが、鼻水と、咳と声枯れが続き、夜になると微熱が出る、という症状がずっと長引いています。先週あたりから、熱は出なくなりましたが、鼻と喉はまだ治っていません。
 パソコン教室のインストラクターである以上、喋らないと仕事にならないので、毎日のど飴を一袋消費しながら、なんとかこなしています。
 今年の風邪は一度ひいてしまうと長引くようです。私の風邪ももう1ヶ月近くになります。こんなに治らない風邪をひいたのは、高校生の時以来です。みなさんも気をつけて下さいね。
 更新が滞ってしまったのは、もちろん風邪のせいもあるのですが、健康でも、10月になると私がPCの前にいる時間は激減してしまうのが理由です。PCの前にいるよりも、テレビの前にいる時間の方が、断然増えてしまうのです。
 10月はF1が最終戦を迎えますが、9月からはNFLが始まっています。11月に入ればNBAも開幕するので、観戦に忙しいのです。

 F1とNBAの魅力は、以前に書いたことがあるので、今日はちょっとNFLについて書いてみようと思います。
 NFLのレギュラーシーズンはたったの17週間。すでに後半戦に突入しています。1月のプレイオフを経て、2月6日のスーパーボウルまで、たった5ヶ月間しかないだけに、1試合1試合が見逃せません。
 アメフトというスポーツは、日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカ人がとても熱狂している、ということは知っている人も多いと思います。少し前に、ブッシュ大統領が、テレビ観戦中に興奮の余りお菓子を喉に詰まらせて医者を呼んだ、なんていう騒ぎもありましたよね。
 ゲーム自体もとてもエキサイティングなのですが、この試合数の少なさが、よりアメリカのファンを熱狂させています。レギュラーシーズンの試合は16試合で、うち半分が敵地でのゲームですから、地元ファンがスタジアムで観戦できるのは、たったの8試合。最高勝率でスーパーボウルまで勝ち進んだとしても、3試合増えるだけです。だから、8万人近く入るようなスタジアムがいつも超満員です。
 アメフトの魅力は、ワンプレーごとの攻撃側と守備側の駆け引きにあります。フィールド上のプレイヤーの動きは、全部あらかじめデザインされています。お互いのプレーデザインの読みあいが勝負を分けます。もちろん、超人的な運動能力を持ったスタープレイヤーはたくさんいるのですが、アメフトの場合、どんなにズバ抜けた運動能力を持つ選手がいても、デザインされたプレーが決まらなければ、絶対に勝てません。プレーヤーはもちろん、コーチ陣も一体となって、ワンプレイ、ワンプレイを正確に積み上げて行くのがアメフトなのです。見た目は荒々しいばかりのスポーツに見えるかもしれませんが、実は心理戦の要素も大きいし、繊細で知的なスポーツなのです。

 アメフトなんて、日本では競技人口も少ないですから、「見たこともない」、「見るきっかけもない」という人も少なくないでしょう。
 私も、真剣にアメフトを見出したのは、この5年くらいのことです。
 私は、自分の大学にも、その後勤めた会社にもアメフトのチームがあって、しかも強豪チームだったのですが、在籍中はまったく関心がありませんでした。5〜6年前に、家にケーブルテレビが入って、チャンネルをガチャガチャ回していたら、偶然勤めていた会社のチームの試合を中継していて、当時の同僚の顔がたくさん見えたので、懐かしさの余り見入ってしまったのがきっかけで、アメフトを見るようになりました。
 日本にいると、見るきっかけがなかなかないと思いますが、学生の試合でも良いので、一度見てみてくださいね。
 アメリカ人がどうしてあそこまで熱狂するのか、きっとわかると思います。 

 日本人は、なかなか日本人選手のいる海外スポーツでないと興味を持たない人が多いのがとても残念です。
 日本人のNFLプレイヤーはまだいませんが、メジャーリーグで言えば3Aにあたるような、NFLヨーロッパというリーグには何人かの日本人が行きました。
 でも、日本人プレイヤーがNFLでプレーするのはまだもう少し先のことかもしれません。
 一番大きな理由は体格差ですが、もうひとつ言葉の壁も大きいと思います。上記のようにNFLはお互いのプレーの読み合いなので、フィールド上でどんどんプレーが変わります。秒単位でコールを聞いて、動きを変えなくてはならないので、もちろん通訳を通しているヒマなどありません。
 野球は比較的、そういうことが少なくて、片言の英語でも何とかなると思うのですが、アメフトはそういうわけには行かないと思います。
 アメフトだけでなく、バスケットもプレーしながら声を掛けたり、サインのコールをしたりするので、やはり言葉の問題は重要です。
 今年NBAプレイヤーになった田臥くんも、高校卒業後、アメリカの大学に入って、まずは英語をカンペキにマスターしました。
 F1でがんばっている佐藤琢磨くんも、単身イギリスに行って現地のレースで腕を磨きました。F1の場合も、レース中に300キロ近い速度で車を運転しながら、無線でチームと英語でやり取りするのですから、普通に英語が話せなければ、どうしようもありません。
 アメフトもバスケもモータースポーツも、サッカーもそうだと思いますが、世界で活躍しようと思ったら、まずは言葉の壁を乗り越えなければなりません。
 でも、生きているうちは無理だろうと思っていた、日本人NBAプレイヤーを見ることができたのですから、きっと日本人NFLプレイヤーも見ることができると信じています。
ニックネーム 借金女王 at 00:00 | スポーツ観戦-NFL/アメフト